君の幸せを、僕だけが知らない

第6話 今日の私

サービスエリアでの、告白。

多分。一生忘れない。。。

だから、今日から、

誠さんとの事を、

日記に書こうと思う。

本当に、不思議に暖かい人。

多分、全部受け止めて

くれるんだろうなぁ。。

って、初めて、思える人。

兄弟は、居ないけど

多分、いたら、

お兄ちゃんだね

でも、彼氏なんだ。

それに。。本当に、

優しい。。

ちょっとした事でも、

見ててくれてるの分かる。

なんか、満たされてるな。。

ゆきちゃん

何、お母さん。

何か、良い事あったの？

ん、まぁ。。

彼氏出来たでしょ。

え。

顔に書いてあるわよ。

どんな人？

ちょっと、歳上で、

凄く優しくて、

私を大切にしてくれる人。

恥ずかしいから、今は、

それだけ言っとく。

あらあら。大好きなのね。

良かったわ。ゆきちゃんに、

そんな人が、現れて。。

そのうち会わせてね。

うん。わかった。

お母さんだけには、彼氏が、

出来た事を伝えた。。

さっきメールで、日曜日絶対、休みたいから、

今日から残業して帰る。

土曜日の、

8時に待ち合わせしようって、来てた。

今日と、

明日会えないのかぁ。

誠さんの事。。

いいなぁ。と、思ってから。

好きの、ゲージが、

上がりすぎて、

大好きになってしまった。

本当に、会えない日が、

辛い。

結構、腕とか、

擦り傷あったから、

怪我しないと良いな。。

誠さんも、

辛かったりするのかなぁ。

現場のまとめ役だって、

言ってたけど。。

考えててみたら、なんか、

凄いな。と思った。。

そう言えば、現場が、

駅前のビルだって、

言ってた。

どんな仕事なのか、

興味あるから、明日、

遠くから、見てみよう。。