都会は情報が溢れすぎていて、体感を得るのが微妙なんですよね。
田舎の方が人が少ない分、より濃密であり、またシンプルでもあります。
下手な社交辞令何ぞぶっ飛ばして、生の感情すら剥き出しにして来る事も。
人には向き不向きというものはありますが、個人的には田舎での暮らしが、濃密かつシンプルで肌に合っていると思います。
究極的には、田舎だろうが都会だろうが、どちらが自分のスタイルに合っているか、ですから。
ただ言えるのは、雑音、雑念が入ってきにくのは、間違いなく田舎の方だと、脱サラ農家の物書きとして、断言しておきましょう。
物事はシンプルに行くのが、一番ですから。
私は都会で暮らしたことはありませんが、都会で暮らすのはたぶん無理だろうな、という諦めというか、あります。
田舎の場合、コミュニティに属していなければ生きていけない、的な付き合いの鎖の方がよく取り上げられますが、長く住んでいると、どの部分が真に必要な付き合いで誰が自分に必要無いのかが見極められるようになってきます。
声の大きな人間に巻かれて生きなければならないと思っていましたが、必要な「生活力」を身に付けていれば、実はそれほど付き合いは必要ない、ということが見えてきますよね。
そして、それが分かれば田舎というのは最小限度の暮らしがしやすいというメリットも見えてきます。
常にスケジュールをぎちぎちに詰め込んで、誰かと関わってないと生きていけない類いの都会派人間はそもそも田舎では無理というか、そういうタイプの田舎者が田舎を住み難くしている原因だと思っていますのでw
最小限度を目指せる(←できる必要はないと思う)人なら、田舎暮らしの希望はあるのかもしれない、と感じます✨