ケース2 社畜お姉さん、腰を中心としたマッサージを受ける 

「あー……、ほんっと腹立つ」


 わたしは悪態をつきながら夜の街を歩く。

 今すぐにでも窮屈なスーツを脱ぎ捨て、ベッドにダイブしたかった。


「あんな土壇場で残業を押し付けるかねぇ……?」


 今日はせっかく早くあがれそうだったのに、帰る直前に「これ明日までによろしく! 君なら任せられるから!」と部長から無理やり仕事を押し付けられた。

 その量が本当に多い多い。

 部で最後まで残ったのがわたしだったくらいだ。

 呪詛をまき散らしながら残業を片付けていた。


「つーか普通、押し付けておいて自分だけ帰るか……?」


 まるで仕事を振ったことを忘れたかのように、部長は「おつかれー! あんまり無理しないように!」と帰っていった。

 本当に腹が立つ。

 ムカムカしながら、人の気配が薄くなった街を歩く。


「あぁもう……、腰いった……」


 腰をトントン、と叩いた。

 ずっと椅子に座っていたせいで、腰に鈍い痛みがある。

 叩くだけじゃ物足らずにぐーっと腰を伸ばした。

 100ある負担が99くらいになった気がする。

 その動作になんだか凹んでしまった。


「……なにやってんだろ。今日、誕生日だったのにな」


 特に予定はなかったが、今日くらいは早く退社し、おいしいご飯とおいしいお酒を楽しむ予定だった。

 それくらいやってもバチは当たらないだろう、と。


「こんなんじゃ、二十代なんてあっという間に終わりそう……、あー、もー。彼氏でもいればなぁ」


 溢れ出る愚痴は止まらない。

 お気に入りのお店はとっくに閉まっているし、すごすごと帰るしかなかった。

 はぁ、と何度目かわからないため息をこぼし、駅に向かって歩く。


「……ん?」


 イライラしすぎて道を間違えたのか、知らない通りに出る。

 様々なお店が立ち並ぶが、それもほとんど閉まっていた。

 しかし、ひとつだけ光を灯す店がある。

 オシャレなカフェのような外観だ。品のある佇まいに目が惹かれる。

 店の前にある立て看板も、黒板を使ったよく見るやつだ。


「まだ開いてるのかな……?」


 そろそろと近付く。

 明かりは灯っているが、人の気配はない。

 というか、この通り自体に人影は見当たらなかった。


「あ、開いてる」


 営業時間が書かれているが、今もばっちり開店中のようだ。

 ただ、飲食店ではないらしい。

 店内を覗くと、受付のようなものが目に入った。

 ほかは仕切りで見えない。

 何の店だろう、と立て看板をまじまじと見つめる。


「はあ。マッサージ屋さんかぁ」


 控えめな文字で、値段とコースが書かれている。

 夜遅くまでやっているマッサージ屋さんらしい。


「マッサージ……、受けたことないからなぁ。疲れが取れるって聞くけど、ほんとかな?」


 値段を見るが、それほど安いものでもない。

 わからないものに使うにはちょっとためらいがある。


「ま、いっか。誕生日だし。なんかの縁ってことで」


 思わぬ残業の苛立ち、誕生日の昂揚感で初めてのマッサージ体験を決意する。

 軽い気持ちで扉を開けると、からんころん、と鈴の音が響いた。


「いらっしゃいませ」


 奥から出てきたのは若いお兄さん。

 あら格好良い。

 年齢は自分より少し上くらいだろうか。

 ふわっとした癖毛の男性で、やわらかい印象を与える顔立ちだ。

 ぱっちりした目や通った鼻筋と、顔のパーツがとても整っている。

 背はかなり高い。

 細身だが華奢な印象は受けなかった。

 上下白の施術着に身を包んでいる。


 

「ご予約のお客様でしょうか」

「あ、予約はしてない……、んですけど、予約じゃないとダメですか」

「いえ、大丈夫です。空きがありますので、どうぞ。わたくしが担当いたします」


 彼は笑顔を浮かべる。

 スリッパを出してもらったので履き替え、カウンターの前に立った。

 カウンターの上にはメニューが置かれており、お兄さんはそれに手を向けながら穏やかな声で言う。


「どのコースにされますか」

「………………」


 どのコースが、ってより前に、お兄さんにマッサージされることが引っかかってしまう。

 できれば女の人がよかったな。

 でもほかの人は空いてないのかな……、そもそも人の気配もしないんだけど。

 別に顔に出したつもりはなかったが、お兄さんは苦笑をこぼした。



「すみません、今はわたくししか空いていなくて。申し訳ないのですが」

「あ、いえいえ、そんな、ぜんぜん」


 ごにょごにょ言って目を逸らす。

 すると、彼の胸にあるプレートに目がいった。

 シンプルな白いプレートには、名前と『店長』という文字が書かれている。

 え、店長さんなんだ、この人。若いのに。

 店長っていうくらいだから、やっぱり上手いのかな……?

 そうなるとちょっと期待してしまう。

 メニューを改めて見た。

 しかし、さっぱりわからない。


「えっと……、わたしこういうの初めてなんですけど、オススメってありますか?」

「そうですね……。特に疲れている部分はございませんか? お客様はお仕事帰りのご様子ですが、たとえば、デスクワーク中心の方ですと肩や腰に疲労がたまりやすく……」

「あ、腰! 腰痛いです! デスクワークばっかで!」


 途中で思わず声を上げてしまい、あっ、と恥じる。

 彼はやわらかく微笑むと、メニューに手を向けた。


「では、この全身マッサージがよろしいかと。腰を中心にほぐしていきましょう」

「は、はい。では、それで」

「ありがとうございます」


 そのあと、彼に促されて店の奥に進んでいく。

 店の中はとても静かで、小さくピアノミュージックが聴こえている。

 それ以外に音はない。

 お兄さんからは足音さえもなく、自分の足音がやけに響いて聞こえた。


「こちらで着替えて頂けますか。貴重品はロッカーにお願いいたします」

「え、着替えるの……? あ、はい」


 小部屋に通され、扉を閉められる。

 銭湯の脱衣場みたいな部屋だ。

 サイズ分けされたボックスを開けると、そこにルームウェアのようなものが積まれていた。


「あぁ……、そっか。スーツでマッサージは受けられないよなぁ。なっとく」


 鞄をロッカーに仕舞い、その緩い服に着替える。

 手ぶらで出ていくと、お兄さんが「こちらです」と誘導してくれた。


「わー……、ぽいぽい」


 目の前の光景に、ちょっとテンションが上がる。

 案内された部屋は間接照明で少し薄暗く、眠くなりそうな雰囲気だ。

 インテリアや壁紙も落ち着きのあるもので統一されている。

 部屋の中心には簡易ベッドのようなものがあり、そこに大きなタオルが敷かれていた。枕の下には穴が見える。

 部屋の隅では、アロマデュフューザーが仄かな香りを届けていた。何かの花の香りがする。

 マッサージルームっぽいなぁ、と思っていたら、お兄さんがにこりと笑う。


「仰向けに寝転んで頂けますか」

「あ、はい」


 言われたとおりにベッドに登り、そのまま仰向けになる。

 やわらかな枕に顔を埋めると、ベッドの下が見えた。

 失礼いたします、という声とともに、背中に大きなタオルが掛けられる。


「それでは、始めていきます。腰がお疲れとのことでしたので、腰を中心に背中全体をほぐしていきますね。もし、痛かったら仰ってください」


 そう言いながら、彼は背中に両手を置く。

 そのままゆっくり、そして大きく背中を擦り始めた。

 すー……、すー……。

 タオルが擦れる音が聞こえてくる。

 マッサージといえば指でぎゅーっと押すのをイメージしていたので、なんだか不思議な導入だった。


「お客様……、だいぶお疲れのようですね。一日のほとんどをデスクワークで過ごされているでしょう。とても疲れが溜まっています。非常に腰が硬く、血行の流れも悪いです」


 お兄さんが擦りながら、そんなことを言い出す。

 確かに彼の言うとおり、わたしは一日の大半をパソコンの前で過ごす。

 そのせいで腰は痛むが、そこまでとは思わなかった。

 そんなにひどいのだろうか、と窺っていると、彼が深く頷く気配がした。


「大丈夫です。しっかりとほぐしていきましょう。少しは楽になると思います。お任せください」

「あ、ありがとうございます……」


 なんだか重々しく言われてしまった。

 そんなに? 

 そんなに腰硬い?

 確かに働く時間は長いし、ストレスも溜まりまくるクソッタレ環境だけど……。

 ま、まぁその疲れた腰を癒してもらおう、と背中に意識を集中する。

 しばらく彼は腰を擦っていた。

 その感触に意識を傾けていると、お兄さんが困ったような声を出す。


「お客様。少し、力が入っていますね。マッサージは初めてと仰っていましたが、緊張することはありませんよ。何かあれば仰ってくださいね」

「あ、は、はい」


 指摘されて気が付く。

 どうも自分は緊張しているらしい。

 マッサージ自体が初体験だし、慣れない雰囲気にも戸惑っている。

 それに、背中を這う彼の手は大きくて熱のあるものだった。


「大丈夫ですよ。息をゆぅっくりと吐いて……、吸って……。眠るときのようにリラックスして……、そのまま目を瞑って頂ければ……、身体が弛緩していきますから……」

「………………」


 お兄さんの声はとっても穏やかで、耳にすごく心地よかった。

 自然にするりと入ってきて、それに身体がつられていく。

 ゆっくり深呼吸。

 やわらかな声を聞きながら、そっと目を瞑る。 

 すると、なんだか力がベッドの中に落ちていくようだった。


「はい、素晴らしいです。それでは、続けていきますね……」


 お兄さんは満足そうに笑う。

 その間も、彼の手は止まらず、背中を行ったり来たりを繰り返していたが……。


「ん」


 思わぬ刺激に声が出る。


「痛かったですか?」

「あ、いえ。気持ちいいです」

「それはよかったです」


 そう、気持ちがいい。

 今、わたしは背中を擦られているだけだ。

 タオルの上から、すーっと背中をなぞられているだけ。

 だというのに、背中が気持ちよさを訴えている。

 ガチガチに固まった背中が与えられた熱によって、徐々に溶けていくようだ。

 あー……いいな、これ……。気持ちいい……。


「身体が全体的に冷え切っていますね。ひどい冷え性ではありませんか? 冬はお辛いでしょう。お忙しいでしょうが、お風呂はシャワーで済まさずに、できるだけお湯に浸かって頂くと、血行もよくなっていきますよ」

「そ、そんなことまでわかるんですか……」


 お兄さんは説明しながら、ゆっくりと背中を擦ってくれる。


「眠りも浅いでしょう……、身体の凝りと冷えが原因かもしれません。お風呂で身体をしっかりと温めて、寝る前にストレッチをして身体をほぐせば、不眠もよくなるかもしれません」

「う、うっす……」


 そこまでわかるのか……。

 背中に触れただけなのに、身体の不調と生活態度を言い当てられてびっくりする。

 しかし、こうして当てられると、じゃあやってみようかな、と思う。

 何より、マッサージが気持ちいい。

 擦られているだけだが、その心地よさに、「あぁこれもちゃんとしたマッサージなんだな」と実感した。

 雰囲気のいい部屋に寝転び、いい香りを楽しみながら、身体をほぐしてもらう。

 これはなかなかの贅沢だ……。

 癖になりそう……。


「こうして擦って温めることで、身体がほぐしやすくなります。身体を温めるのはとても大事なことなんです」


 十分に温まったのか、彼の手がタオルから離れた。

 次に押し当てられたのは、手のひら。

 お兄さんの両手でがわたしの腰に置かれる。

 そのまま、ぐっと体重を掛けられた。


「おう……」


 ちょっと息苦しく感じ、おかしな声が漏れた。

 けれどそれは一瞬のことで、大きな手が背中を包む感覚に意識がいく。

 ぎゅう、ぎゅう、と押し込まれる。

 熱が腰の中に入っていく。

 手のひらは腰を大きく広く、全体的に刺激していった。

 手が与えた力は腰の中を進み、壁に突き当たって散っていく。

 それが快感の種になり、腰全体へと広がっていった。


「おう…………」


 同じような声が漏れる。

 やば、これきもちいい……。

 ぐうう……、と唸りそうになる。


「……お客様、腰が鉄板のようになっていますね……」


 そんなに?

 鉄板とは大げさな、と言いたいところだが、彼の刺激によって自分の凝りが自覚できる。

 確かに自分の腰は固いようだ。

 ぎゅーっと腰を押されるたびに、快感とともに痛みも感じる。

 どうやら、腰に入っている鉄板は相応に大きいらしい。


「ずっと同じ姿勢でいると、筋肉が凝り固まってしまいます。時折、ストレッチをして筋肉をほぐしてあげてください」

「はい……」


 彼は何とか鉄板をやわらかくしようとしている。

 大変そうだが、されているこちらはいい気持ちだ。

 ぎゅー……、と押されるたびにため息が出そうになる。

 あー……、気持ちい……。そこ……、もっと押してほしいー……。

 あー……。

 その心地よさに身を委ねていると、「よし」と聞こえた。


「お客様。痛かったら仰ってくださいね」


 彼はタオルの上で指を立てた。

 親指でとん、とん、とん、と感触を確かめるような動きを見せる。

 そして、ぴたりと止まると、そこを親指が刺激した。

 びゃっ、と身体が跳ねそうになる。

 それは稲妻のごとく身体に鋭い痛みを与えた。


「い、いちち……、痛い、かも、です……」


 痛みに目がちかちかし、思わず訴える。


「申し訳ありません……。もう少し、力を弱めていきますね」

「はい、お願いします……」

 ちょっとしか力を入れてないだろうに、それでも痛みの主張が大きかった。

 彼はさらに力を弱め、慎重に腰を探っている。

 そして、ゆっくりゆっくりと静かに、ぎゅーっと親指が差し込まれた。


「あ、あー……あ……、そこ、いいです。気持ち、いいです……、力もちょうど……いい……」


 掠れたような声が漏れた。

 親指が深く深く、腰の深いところまで刺激する。

 そこに何かが埋まっていて、掘り当てようとしているみたいだ。

 埋まったものを刺激されると、身体にびっくりするくらいの快感が走る。

 熱がぶわっと広がり、それが快感を連れてくる。

 あぁこれは気持ちい……。これは、いい……。寝ちゃいそ……。


「いち、いちち……」


 だが、同時に痛みも有する。

 きゅーっとした快感といっしょに、鈍く重い痛みがじわりじわりと生まれる。

 けれど、不思議と嫌な痛みではなかった。


「すみません……。もう少し力を弱めます」

「あい、すみません……。あ、あー……」

 

 微弱な力で腰を押してくれる。

 今度は、甘く緩やかな気持ちよさ。

「これ以上力を入れると痛くなる」という直前で、上手く調整してくれた。


「ここもだいぶ凝っていますね……、ですが、ゆっくりとほぐしていきましょう。ここの痛みが取れると、スッキリしますよ」


 彼の指はぎゅーっと押してから一旦緩め、ぎゅーっと押してから一旦緩め、を繰り返していた。

 そのたびに腰の凝り固まったものが分解され、身体の中に溶けていくかのような錯覚に陥る。

 ぎゅー……。

 そう押されると、「あぁー……」と自然と声が漏れた。


「徐々にほぐれているのがわかりますか? 指もちょっとずつ入るようになっていますよ」

「ホントですか……」


 返事もおぼろげな声になってしまう。

 確かにさっきより随分と痛みが減っている。

 それどころか、触れられるたびにいい気持ちがする。

 身体がぽかぽかと温かく、身体の力も抜けるようだった。


「血行がよくなっています。身体が冷えるとまた凝り固まってしまいますから、身体は冷やさないようにしてくださいね」


 彼は再び腰に手のひらを当てた。

 先ほどと違うのは、今回は押すのではなく、揺らす、といった感じだった。

 ぶるぶるぶる、と手を揺らし、その振動を腰に伝える。

 あぁぁぁぁぁぁぁーーー……。


「あー……、これ気持ちいいかも……」


 さっきまでは腰深くに埋まったものを刺激していたが、今は浅いところをほぐしているのだろうか。

 ぐにぐに、と身体がゆれるたびに間抜けな声が漏れる。

 ぐにぐに、ぐらぐら、ぶるぶるぶる。

 あー……、といっしょになって声を出す。

 しばらくそれが続いたあと、今度は背中を叩かれた。


「ん……」


 ぺちぺちぺちぺち……、といった気の抜けた音が聞こえる。

 どうやら彼は両手をゆるい手刀のような形にしているらしい。

 それで、腰や背中を素早く叩いている。

 あまり力は入っていないが、その刺激と振動がやけに心地よい。

 ぺちぺちぺち、と音を立て、腰を全体的に刺激していく。

 これも気持ちいいなー……、と思っていると、彼が腰に手を置いた。


「あぁ、だいぶほぐれてきましたね。よかったです」


 そんな優しい声が響く。

 そして、再び腰を擦りながら、穏やかな声で続けた。


「お仕事はお忙しいとは思いますが、時にはこうして身体を労わってあげてください。大事な大事な身体です。一生懸命がんばったあとは、しっかり休むようにしてくださいね――」




「――こちら、レシートでございます」

「はい。あの、ありがとうございました。腰、すっごく楽になりました。気持ちよかったです」


 おつりとレシートを財布に入れてから、正直な感想を彼に伝える。

 彼は嬉しそうに「それはよかったです」と微笑んだ。


「そうならないのが一番ですが、またお疲れになったらお越しください。そのときはまた、身体を癒すお手伝いを致します。本日は、ありがとうございました」


 お兄さんが深々と頭を下げ、それに見送られて店の外に出る。

 腰に手をやると、随分と軽い。

 これなら明日もがんばれそう――とは、言わないが。

 疲れたときはまた来よう、と思えた。


「さ、帰って寝るかー……。案外、悪くない誕生日だったかもね」


 足取りは軽く、声は弾む。

 今日のマッサージは、自分への誕生日プレゼントってことで。




「……あれ?」


 後日。

 会社の帰りにコンビニへ寄ったあと、普段とは違う道で帰った。

 そのとき、前のマッサージ屋さんがあった道を通ろうとしたのだが、どこにあるのかわからなくなってしまった。

 この近くにあると思うのだが。


「ま、いっか」


 今はまだ元気だ。

 今度、疲れて行きたくなったら、本格的に探そう。


 わたしは軽い足取りで駅を目指した。

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