【再投稿版】親から見放された兄弟が一から最強のプロゲーマーへ成り上がります!?(前)最強のプロゲーマーへ!
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第1話良いゲームライフを
父親:「悪いな、お前ら二人とはもう絶縁だ。まあ本来教育費に充てる予定だった金をお前らの口座に入れておいたから好きに使うといい、じゃあな」
といい
龍馬:「さて、これからどうするものか…」
とつぶやく。
龍華:「それだったらいいニュースがあります、最近実装されるタワーディフェンスゲーム、DragonDefenceが始まりますよ、」
龍馬:「実装されたところで俺達には関係なくないか?」
龍華:「実はそのゲームを作ったのはあの超超大手会社のDragon社が開発したゲーム…そしてそのゲームに"換金機能"が登場するんです、つまりそれを使って…」
龍馬:「お金を稼げばいいってわけか、つまりゲームを極めるだけでお金が手に入るんだろ?それだったらやるっきゃないだろ、でもうリリースされてるのか?」
龍華:「それが運のいいことにリリース日が一週間後なんですよね、運命だと思いませんか?」
龍馬:「あぁ、それだったらちょうどいい、まあとりあえず追い出されちゃったからどうする?今日は野宿でもするか?」
龍華:「いやそれだけは絶対に無理です!さすがに私のプライド(?)が許さないので」
龍馬:「あ、あぁそうなんだな(引)まあそれだったらまずは家を探さないとだな、まあとりあえず不動産屋まで歩くか―」
俺の名前は月見龍馬、しょっぱなから悪いが俺は親と絶縁した、幸い親がかなりの金持ちだったためお金に困ることは一度もなかった…だがそれがだめだったのだ。
まあどういうことかというとある日俺が親に頼み込んで買ってもらった最新型ゲーミングPCが家に届いた。
それが届いてから勉強そっちのけで自分の部屋にこもりっきり、それを見ていた妹までゲームにはまりだしてしまったため親が激怒、そして俺と妹が成人したタイミングで絶縁しようと要求してきたのだ。
まあそんなわけで今持っている所持金は親が教育費用にためていた1億円、まさか全額俺たちにもらえるなんて…まあそれが父の最後の良心だったのかもしれない…
普通に考えると一億もあれば10年ぐらいは働かずに暮らせる…そう思うかもしれないが俺たちはゲームの課金をしまくっていたこともあり散財癖がとんでもない。
一瞬で数百万課金したこともある。
まあそんなこんなで俺たちは不動産屋に到着した。
龍華:「考え事してないでさっさと入ってください、」
と背中を押され店内へと入る。
龍華:「ゲーマーや配信者向けの物件とかってありますかね?」
と受付の人に相談する。
受付:「それでしたら少し遠いですがゲーミングマンションというものがありますよ」
龍馬:「それはどういう物なんだ?」
と尋ねる。
受付:「まあ簡単に言いますとゲーマーや配信者の人たちが集まるマンションです、そこにはゲームや配信機材なんかもそろっています、まあその分家賃は高いですが…」
龍馬:「ちなみに家賃は…?」
と恐る恐る訪ねる。
受付:「まあ見積もって月々60万ですね、すべての設備が整っているのでやはりそれぐらいの値段はしますね…どうします?」
龍華:「(小声)さすがに家賃が高すぎますしさすがにいかな」
龍馬:「購入します!!!」
と大きな声で言う。
龍華:「兄さんさすがに高すぎますしもう少し考えましょうよ、そもそもセットは一つしかないんだったら二人でできないし意味ないじゃないですか」
と落ち着いていう。
受付:「言い忘れていましたが別にセットの数は一つじゃなくても行けますよ、まあ限界はありますが2つぐらいだったら用意できると思います」
龍馬:「ほら、受付の人もそういってるんだし購入しようよー」
龍華:「もうそれで後悔しても知りませんからね!(大声)」
まあその後も龍馬はそのまま勢いでゲーミングマンションを買ってしまうのであった。
数時間後…
俺たちは購入の手続きをすべて終わらせ、さっそく中を案内されていた。
龍馬:「うわぁ、思ってた10倍でかい」
龍華:「まさか高層マンションで50階のうちの一階は全部私たちの部屋って…しかも最上階…確かに60万円もするのも納得いきますね…」
受付:「じゃあさっそく案内していきますねー」
そうして案内された部屋はどこも綺麗な内装で、60万円では勿体ないぐらい豪華だ。
龍馬:「ほら、ここにして正解だったろ?」
龍華:「まあ今回は運が良かっただけで本来はこんな都合のいい物件なんてすぐ売れちゃうんですから」
龍馬:「まあまあ、あくまでもゲームをするためだから最大限環境は良くないとね」
と言って部屋を回っていく。
そうして数十分後…
受付:「ではこれで案内を終わりにします、では私はこれで失礼します、良いゲームライフを」
といい去っていった。
龍馬:「まあせっかく買えたしご飯でも食べますかー」
龍華:「っていうかもう60万円も使っちゃったんですよ!?計算してみてください」
龍馬:「エーっと現時点でおよそ課金に半分使うと予測して3割は食事代や光熱費、そして通信費や娯楽もろもろ、そして残りの四割が2000万余るわけだから…4000÷60で大体33か月も持つじゃないか」
龍華:「そんな適当な計算で言いわけ…あそうですね、一億も持ってて機材とかは全部そろってるわけだからその計算でいいですね…」
と何も言えなくなる。
龍馬:「ふっふー、さすが俺ってところだな」
とかっこつける。
龍華:「普通に成人したての人がそれやってもかっこよくないですよ。」
と的確な突っ込みが俺の耳に直撃する。
龍馬「普通に的確な突っ込み入れられて悲しいわ…俺」
と悲しそうに言う。
龍華:「普通にダサいこと言う兄さんが悪いので自業自得です。」
龍馬:「ぐはぁ、そういえば妹ってそういう奴だったな。」
言い忘れていたがこいつは妹の龍華、同じく追い出された。基本俺と行動しているが可愛すぎる故に妹が小学校に通っていたころは滅茶苦茶モテたらしい。
まあそんなかわいい妹をこんなことにさせてしまった俺には罪悪感しか残っていないが…
龍馬:「まあとりあえず早速で悪いがゲームの内容とかを事前に予測しつつすぐに行動ができるようにしたいが…妹はちゃんと事前に調べてきたよな?」
と妹に聞く。
龍華:「そりゃもちのろんですよ、実はこのゲームは一週間前にはカウントダウンというものがあってその期間中はアバターやショップなどを使うことができます。」
龍馬:「よくやった、つまり今のうちにユーザーネームとか諸々決められるってことか。」
龍華:「まぁそんなところです」
龍馬:「じゃあとりあえず早速もう機材とかが準備されて要るっぽいから早速ゲームを始めちゃうか」
龍華:「そうですね、まあもう夜なので先に夕食を食べましょうか、」
龍馬:「まあそうだな、じゃあ夕食の準備しますかー」
こうして夕食の準備をするのであった。
一時間後…
龍華「とりあえず夕食食べ終わったのでさっそく始めちゃいましょうか」
龍馬「そうだな、じゃあ」
二人:「
早速PCを開く。
龍馬:「おお、やっぱ最高級PCなだけあって起動するのがめっちゃ早い。」
龍華:「前やってたのは普通のPCでしたからね…」
そうしてDragonDefenceのアプリをダウンロードし早速アプリを開く。
すると画面にDragon社のロゴマークが表示されゲームが始まる。
まずはアバター選択の画面に映った。
龍華:「これすごいグラフィックいいですね、じゃあアバターはこれにして…」
と妹は早速アバター選択を始めたようだ。
龍馬:「じゃあ俺もさっそくアバター選択しますかー、」
アバターを簡単に説明すると自分が操作するキャラクターを決める、まああくまでも色と顔のみだが…
数分後…
龍華「思ったより色とかの組み合わせがあって少し悩んじゃいました…」
龍馬:「俺も同じく」
龍馬:「じゃあせーのでアバター見せるぞ!せーの」
と言って同時に画面を見せ合う。
龍華:「普通のアバターって感じですね…色も紫一色だし顔は普通ですし…」
龍馬:「それ言ったらお前だって色はなぜか知らんけど黒だしなぜか性別男になってるし…まさかお前そういう趣味あったのか?」
といった瞬間妹にビンタされた。
龍華:「そういう趣味じゃないですよー、兄さんもわかりましたよねぇ?(怒)」
龍馬:「は、はいぃ(´;ω;`)」
とこうしてアバター選択を終わらせた二人は次にユーザーネーム選択に移っていた
龍馬:「やっぱまだカウントダウンが始まったばっかりだから基本どのなまえでもいけるな…じゃあ俺はできるだけかっこいい名前にするか…」
俺は前のゲームのIDだったCheckMateとかいういかにも中二病が使ってそうなIDに決める、自分で言って虚しさしか感じない…
龍華:「とりあえずまあ私は決まりましたよ」
龍馬:「あぁそれならよかった、じゃあとりあえずカウントダウン待ちますかぁ」
こうして俺たちのハチャメチャなゲームライフが始まったのであった。
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ということで今回で一話目は終わりです、面白かったらコメントや星マークで評価してくれると幸いです、今回は微妙な時間に投稿しましたが基本的には一週間に一回決まった時間に投稿する予定なのでよろしくお願いします
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