応援コメント

青年は付き従う」への応援コメント

  • 正直に言えば、少し意外でした。コルス村での一件の後、クーゼルクが過去を語らなければならない場面であっても、妻はともかく、子に関しては口を噤むだろうと思っていたので。
    返して考えれば、それを出せる程には団員達に信頼を置けるようになっていて、自覚はないけれども、苦しみを吐き出したい思いがあったのかな…なんて想像しました。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    全てをつまびらかにしたクーゼルクの心の内に想いを馳せていただき、本当にありがたいばかりです。こうして登場人物に心を寄せていただけると、本当に書いてきて良かったと思えますね。

    幸まる様の想像された通り、クーゼルクの心の氷解が知らずに始まっていれば良かったのでしょうけれど…この頃の彼は、復讐を果たす為にただ日々を生き潰しています。過去を明け透けに話したのも、巻き込んでしまった顛末への単なる謝罪。まだまだ周りは見えず、自身は怨嗟に足をとられています。
    半ば本能でそれを察したネルエスは、彼にまとわりつく様に師事するわけですが、そのきっかけになったのは得意の豪射ではなく、彼本来の姿を表す優しい一射だった…というお話でした。

    クーゼルクには相当重い宿業を背負わせてしまった為、初期は彼の扱いに少しばかり手を焼いています。
    事あるごとに全てを引き受ける死にたがりの彼に、生きる目的を与える為、レジアナが分団長に抜擢した…等というエピソードも、結局不採用でしたが書いてみたりもしました。なんだか懐かしいです(笑)

    次の主人公は誰になるのでしょうか。どうか続きを読み進めていただけると、本当にありがたいです!