第5話 騒がしい日々も悪いと思わない……
期末考査も終わり皆夏休みムーブなのだが橋本青はそんな事も気にせず学校に来ていたそして今日も騒がしい日々を過ごし放課後である
「青ーーとりあえず一緒に帰ろ!!」
「あ……ごめん今日は…」
「橋本くんー」
「川崎さん」
彼女は川崎杏奈 (かわさきあんな)細い手足、ショートボブ、に出るところは出ていて引っ込んでいる所は引っ込んでおり、おまけに顔まで整っている、天真爛漫で男子にとても人気である。
「橋本くん今日は図書委員の当番でしょ!一緒に行くよ!」
(他の男子たちの目が痛い……)
男子に人気があるためやはり仲良く喋っていると嫉妬する男子も少なからずいるのだ
「そっかーじゃあ、青今日のご飯は砂糖たっぷりの目玉焼きね!」
「やめろ、不健康だ」
「じゃあ煮卵ね!」
「そういう問題じゃあない!、俺はもう行くからな」
「うん、頑張って!」
自分の教室から図書室までは階段を一回降りて左に曲がるだけなので多少はゆっくりできるのだ。
「川崎さんお待たせしました。」
「よ!橋本」
「神崎なんでここに?」
「いやなーたまたまプールのチケットが手に入ってよ、俺と杏奈と後2人誘うつもりなんやけど…丁度ええやん!」
俺が不思議そうな顔で神崎を見つめていると神崎は答えた……
「青と赤羽さん、誘ったらええやん!!杏奈も赤羽さんと仲良くなりたいって言っとったやん!」
俺はその言葉に衝撃をうけた、「あんな頭のネジが数本外れている奴と仲良くなりたいなんて!」と今年一の驚きである。
「赤羽さんっておもしろそうだし!」
「もしかして川崎さんもそっち側……」
「青それは、ないでーこいつは勉強だけアホなだけや!安心しー」
めっちゃくちゃホットしたこれ以上ボケが増えたらツッコミが追いつかないからだ
「なら大丈夫だ、どうせ葉月も誘ったら来ると思うから2人がいいなら行くよ」
「俺はええけど杏奈はどうや?」
「私も大丈夫!橋本くんとわ知らない仲でもないし!」
「という訳だ俺はバイトがあるからお先やでー」
「おう、頑張れよ」
正直図書委員もそこまで仕事があるという訳でわないので6時を回る前にわ下校した。
「ただいまー」
「お帰りなさい私の旦那様!」
「いつから俺はお前の旦那になったんだ」
「前世で!」
「俺はそんな記憶がないから離婚だな」
「そんな……あなたの好きな砂糖たっぷり煮卵作ったのに」
「ほんとにつくったんかい!食えなかった食材が無駄になるだろ!」
「大丈夫人が食べれるくらいの甘さだよ!」
「とりあえず着替えさせろ、すぐ食いにいく、後神崎と川崎さんとプール行くけど来るか?」
「もちろん行くに決まってる!!」
葉月の返答に戸惑いはなかった。
「了解」
それからは着替えてご飯を食べてお風呂に入っていつも通りの夜を過ごした。
「うんぅーんー、今日もいい朝だぁーー」
下半身に何かが当たる感覚がした、
「なんだ?」
恐る恐る布団をめくると……
「え?」
そこにはボサボサ髪の葉月がいた
「うわあああぁぁぁな、なにしてんだお前!」
「おはょうー青ー」
起き上がった葉月はパジャマのボタンが上二つ、下三つ外れていていつ弾けてもおかしくない場所にしかボタンがかかっていなかった。
「早くボタンを閉めろ……その..やり場に困る」
「なにー意識してるの?この変態」
寝起きなのも相まって恋愛経験0の青には破壊力がえぐすぎた....
青が葉月から目を逸らした時自分の部屋の時計をふと見た。
「おい、まて葉月いま8時だ…」
「え?」
隅下高校の一限目は8時30分からである…しかも青の家から学校まで信号が全て青でも15分はかかる
「「遅刻だぁあ!!」」
その後とてつもないスピードで着替えを済ませ全力ダッシュで家を出た。
「色々つっこまさせろボケーー!」
「青そんなのは後で学校でして笑」
その笑顔を見て思った
(またにはこういうのも悪くないな)
むしむしとした真夏の朝2人の男女は笑いながら走っていく。
そして今日も騒がしい楽しい日々が始まる………
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小説を書くのも難しいなって思います!(今更かよって思う人ずみません)でも色々試行錯誤しながら書いて行きます!是非良かったらコメントとか色々お願いします!!
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