第3話 恋くらい普通にさせてよ…
「おい,葉月どけ色々当たって…あぁぁぁぁ」
「何///,青もしかして…」
「やかましいわぁぁぁ」
(どうしてこうなった…)
時は遡ること1時間前___
なんやかんあって葉月の荷物が届くまで家に住むことになった。
「だっだいまー!」
「ここはお前の家じゃあない!」
「あら、いらっしゃいー葉月ちゃん、お父さんから話は聞いてるわー、自分の家の感じでいいわよー」
橋本家と赤羽家は俺が産まれる前から仲良しなので家族当然のような存在である。
「母さん葉月を甘やかすと何するかわかんないぞ…」
「いいのよーそんなの楽しければー」
家の母親 橋本伊織 (はしもといおり) は大分いや相当アホである、自分の母親をここまで言いたくないがド天然とかではなく、普通にアホである、口ではにんじん、にんじんと呟いているのにも関わらずにんじんを買わなかったりと、何を考えているかよく分からない,しかしこれでもしっかり専業主婦を務めている
「せめて普通に楽しくしてくれ…」
「まだ、ご飯まで時間あるからゆっくりしててねー」
「はーい!ねね青ゲームしよゲーム!!」
「別にいいけど、何するんだ」
「かくれんぼ!」
「それはゲームじゃあない!遊びだ、ア・ソ・ビ」
正直こういう事するのもたまにはいいと思った…
しかしこれが悲劇の始まりだった事もついしらず…
「じゃあ私が鬼ねー」
「母さん!?」
「いいねー、じゃあ10数えてね!あと、最初に見つかった人は罰ゲームね!」
「は?聞いね…」
と言いかけた時
「いーち」
「始まるのいきなり過ぎたろ!?」
(まぁこの家に住み着いて16年の俺が負けるはずがない!!この勝負貰った!)
結局俺が隠れた所は押し入れである…
「くそ、結局押し入れか、でも1番目立たない所に…」
「青もここだな!」
「葉月!?」
「お母さん!張り切っちゃうわよー」
「やば、青奥につめてよ!」
「葉月おいやめ、うわぁぁぁ」
そして現在にいたる______
「ねぇ、青」
「なんだよ…」
「おっきしてる?」
「な、な、何言ってんだなわけねーだろ」
そして彼女はいいまで見せた事のない表情で顔近ずけ呟いた
「私、青だったら…」
「2人ともみーつけた!」
「「うぁぁあ!」」
「母さんの勝ちね!…2人ともどうして顔赤いのかしら?」
「「別に暑かっただけだからな!」」
「そう?ならいいのだけどー、あ!圧力鍋とめにゃいとー」
「何してんだ!あととめにゃいとってなんだよ!?」
「はぁー、行くぞ葉月」
俺はあまりさっきのことを考えないようにしていた…俺と葉月の間に気まずさが出来るような気がしたからだ
(でも正直、めっちゃ…おっきしそうだったのは心に留めておこう___)
と思いながらリビングに向かう青なのであった
一方葉月はというと…
(あぁぁぁぁ、私なんてことしたんだろ…めっちゃ恥ずかしい、死にたい…)
「でも、私は青の事が…」
その後の言葉を聞いた者は誰もいなかった…
結局晩御飯はウーバーでピザを頼んだ伊織であった
___________
皆さんこんばんわー、今回はかなりラブコメぽい感じを入れてみました!自分を色々思考しながら書いていきます!これからも応援よろしくお願いします!感想、アドバイス等あればコメントによろしくお願いいたします!
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