今日も僕は相変わらず書いている。最近こなれてきたような気がする。あれから一年ぐらいが過ぎ去っていた。今日は昨日連れ出した事を書こうか。

約束の時間僕は玄関に迎えに行っていた。

「今日はよろしくお願いね。」

昨日の会話が発端だった。また出かけた話をしたらどこか行きたいという話になったので前よく行っていた水族館に行った。多分おそらくペンギンのところに張り付くことになるだろうと容易く予想ができた。どこに行こうと何をしてようと私は幸せな事には変わりはしないけれども。

「ノート持ってきた。昨日絵を描きたいって言ってたから。それと色鉛筆。」

自信満々の様子だったがそういう時は必ず忘れているので確認を促した。慌てて家の自室に行って二点セットを持ってきた。

「これで大丈夫。」

行くときにノートが残りページが少ないことに気が付いた。ノートを買うことは天地がひっくり返ることがない限りないのでお土産屋で買った。ペンギンがいっぱいいると言って無邪気に喜んでいた。

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