カルテ

氏名:小森響子こもりきょうこ


生年月日:20─.8.17


性別;famale


担当:白波美月しらなみみつき


最終変更日時:20─.8.31


略歴:私立羽鳥はとり学園小学校入学

   私立羽鳥学園小学校卒業

   私立羽鳥学園中学校入学

   私立羽鳥学園中学校除籍じょせき/鍵島かぎしま第一中学校移籍いせき予定


家族構成:父伸司しんじ(鉄道会社勤務)/母咲代さきよ(企業受付)




発見時の様子


8/24:服装、私立羽鳥学園中学校制服とみられる制服に白のビーチサンダルという身なりの少女を発見。着合わせを不審に思った『保安局』職員白波美月*1が声を掛けたところ、発言に違和感を覚え『保安局』に連行。


少女(以下、小森響子)は8/17の朝目覚めたところ、自分の隣に横たわる自分自身(figure-1、以下F-1)を見つけたと述べる。本人は「息をしていなくて顔が白かった。死んでるから埋葬まいそうしなくてはいけないと思った」と供述きょうじゅつしている。(小森響子は幼い頃から、亡くなった生き物は埋めてあげないといけないと教育を受けていた)


しかし埋める前に両親がF-1を発見。それ以来小森響子はあらゆる術(実験1)を試したが、両親には自身が見えていないと確信する。これらより小森響子は自身が死んでいるのだと認識するようになる。


小森響子は8/24に行われた自身の葬儀そうぎに出向き、親戚しんせき一同や友人らもまた自分自身が見えていないことを知る。納骨のうこつまでを見届けた響子は葬儀会場をはなれ、彷徨さまよっていたところ発見された。


*1:『保安局』対人たいじん管理かんり監視かんし職員

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