むさ苦しい話 ?

「…なんか話す話題ねえな〜…。」

「いつもメイが騒ぎ出して始まるからね。」

「今は昼寝中なんで静かですね。」

「…あ。そういえば彼女さんとはうまくやってるの?」

「まあ…。」

「おいおい、男3人で恋バナは辛すぎるぜ…。まあ面白いけど。で、お前らどこまで行ったんだ?」

「どこまで…とは?」

「え?もしかしてもう子供がいんのか…?」

「いねえよ!」

「…手は繋いだことあるの?」

「…まあ。」

「ハグは?」

「…まあ?」

「…ま、まさかもうキスしてんのか…?」

「ちょっ、ガクそんなわけないって。だってコウだよ?」

「だよな!流石に……。」

「え?なに、どう…した…の…。」

「……いや、そんなこっち見ないでください…。」

「「………はあああああ!?」」

「お前、マジでやってんな!」

「え、コウ?ほんとなの?」

「…否定はできないです…。」

「おいケイト。銃貸してくれ。」

「手榴弾もあるよ〜。」

「え?俺殺される?」

「よくさ、ファーストキスはレモンの味って言うけど、それは本当なの?」

「え?そんなわけないです。レモンの味したら怖いですよ。」

「はあ…。コウもそんなことしてたのか…。ケイト。お前は大丈夫か?そろそろ彼女の1人や2人、作っといた方がいいんじゃねえか?」

「え、僕?」

「先輩いないんですか?」

「うん。彼女いない歴=年齢。」

「先輩なら1人くらいいるのかと思ってました。」

「わぁ刺さる言葉〜。」

「で?実際気になってるやつとかいんのかよ。」

「…いないね。うん。いない。だってずっとここでガクといたし。」

「そうだ。コイツ女と関わる機会が少ないんだった…!」

「…女子が新しく入るのを待ちましょうか。」

「まあ一応メイも女子だけどな。」

「「あ。そうだった。」」

「いやでもメイは無理だよ!年齢差がヤバすぎるでしょ!社会的に死んじゃうって。っていうか、そういうガクこそいるの?僕と一緒だったからいないんじゃないの?」

「俺は…まあ2、3人?」

「「ヤバすぎ…。」」

「なんでだよ。別にーーーしてーーがーーーでーーとーーーってなっただけだぞ。」

「…あの、反応しずらいから…!」

「急にそーゆーの言うの良くないと思う…!」

「あははっ、お前らまだガキだなぁ。」

「…とりあえず先輩。こんなのでも彼女いるんです。出会いを待ちましょう。」

「うん。ガクみたいにはならないように気をつけるよ。」

「俺の扱い酷すぎねぇ…?」

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