第5話負崎ヒロの舞台裏

今日も明日も振られる役しか来ない

オレは、もっと華々しく輝きたい。

かつての父のように。

輝川緋色てるかわひいろ

本名、牧野緋色まきのひいろは、オレの親父だ。その界隈では知らないひとはいないと称される程の演技に優れた才を持っていた。しかし蛙の子は蛙とは、行かずにオレは

キッズモデル時代から暴落し段々と家族仲も悪くなってオレが中学生になる頃に母がオレを連れて家を出た、母はそれでもオレを信じて役者を続けろと昔所属していた、父と出会った劇団【恋々夏】を紹介してくれた。そこでロイアイツに出会った。いつも感情豊かで恵まれてないのに色んな事がある度に鈴が転ぶ様に笑う、そんなアイツの事を意識して演技をすると何故か苦しく無くなった。

意外⋯⋯⋯これなら頑張れそうだ⋯⋯⋯⋯。

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