お前の痛みや悲しみは俺のもの

Unknown

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昨日は、高校で野球部だった時の同級生や先輩とハイタッチしまくる謎の夢を見た。プロ野球で勝ったチームの選手がよくやるハイタッチの感じ。野球部関連で悪夢を見なかったのは超久しぶりだった。めちゃくちゃ俺のことを嫌っていた先輩が笑顔で俺とハイタッチしてくれて、謎の感動を覚えて起床した。ちなみにこないだは野球部時代の同級生のA君に顔面をぶん殴られる夢だった。A君は実際には優しい人だった。俺が野球部を辞めて不登校になった時に唯一A君だけが心配してLINEを送ってくれた。


野球部の頃の記憶が余程俺の脳に鮮明にこびり付いているのか、野球部だった時の夢ばっか見る。


仕事してた時の夢もよく見る。


俺が初めて勤めた会社の常務は最低だった。ペットの猫が亡くなった社員に対して、常務は嘲笑しながら「猫が死んで何が悲しいんですか? ペットはペットでしょ」と発言したのを俺は今もはっきり覚えている。その社員さんは「ペットは家族なんですよ」と悲しそうに返していた。彼は、とにかく人間性の酷い上司だった。あんなにも人の気持ちが分からない奴は生まれて初めて見た。後日、他の社員から聞いたが、どうやら常務はでかい企業から左遷されてこの会社に来たらしい。たしかにうちは田舎の小さな会社だったが、常務みたいな奴が左遷されてきたのは、とんだ迷惑である。


ちなみに常務以外はみんな良い人だった。


先月、俺の祖父が81歳で亡くなった。俺はそんなに泣かなかった。でも、もし実家の猫が死んだら、ありえないほど泣くと思う。猫は俺にとって弟だ。今俺が自宅で飼ってる亀が亡くなった時もめっちゃ泣くだろう。


関東は今日やっと梅雨入りしたらしい。個人的には晴れより雨の方が好きだ。アパートのベランダの赤い欄干に雨粒が溜まっていて、色彩の無い線香花火のように見える。


今日はハローワークに行ってきた。個人的には求職アプリの方が楽に仕事を探せるけど、ネットだと気楽に探せるからこそ面接の日にドタキャンしたくなる。だから多少面倒でもハローワークに足を運んでいる。ハローワークで仕事を探した方が覚悟が固まる感じがする。俺の経験上では。


あと、特殊清掃や屠殺工場や火葬場の職員のような特殊な仕事はどんな求人にも載ってない。コネか、直接会社に電話をかけるしかないと思う。


俺がやりたい仕事は特に無いが、職人に興味はある。昔、畳職人の求人に応募して面接当日に面接をキャンセルした。


今日はシチューを作って食べる。シチューをご飯にかけてチーズをかけて食うとドリアみたいでうまい。サイゼリヤのミラノ風ドリア食いたい。今年は全然雨が降ってないから、野菜がまた高騰する。実家にいた時は野菜の値段なんて気にした事も無かった。


海のある県に住んでる人が羨ましい。俺も海で釣りをして海の魚食べたい。俺は川釣りしか選択肢が無いので、同じような魚ばかり釣れて、だんだん飽きてくる。いつも塩焼きにしてる。釣りは良い趣味だと思う。水を眺める事で心を落ち着かせる効果もあるし、今はスーパーで魚を買うと高い。近所のスーパーの鮮魚コーナーなんて誰も立ち止まらない。


他人は変えられないと言うけど、俺が変われば少なくとも俺の周囲の人たちは変わる。


あなたは散々無理してきたんだから、もう無理しなくていい。神も精神科医もあなたを真の意味で救う事は出来なかったかもしれないが、俺が絶対なんとかする。絶対大丈夫。今度は俺が頑張る番だ。諦めることを諦めろ。この世に絶対的な絶望なんて絶対ない。あなたの痛みや悲しみは俺がなんとかする。俺は不退転の覚悟で臨む。


俺は神より、体温のある人間を信じて生きたい。手を繋いだ時に確かに俺は感じた。太陽よりも熱い灼熱のロマンシングを。心臓がバクバク。ちなみに俺は手汗が出ない体質だ。


仏像と手を繋いでも冷たい。でも人間と手を繋ぐと暖かい。


俺は生涯を孤独のまま生きる勇気はまだ無い。


弱者こそ共生できるパートナーを探した方がいいかもしれない。半人前なら、2人足して1人前になればいい。同棲すれば金銭面も楽になる。ただいま・おかえりを言い合える相手がいたら孤独に悩むこともない。俺の悲しみはお前のもの。お前の悲しみは俺のもの。陳腐なJ-POPの歌詞みたいなことを書くが、2人なら喜びは倍増するし、2人なら悲しみも痛みも分け合える。


出会いなんてネットがあれば無限に転がっている。例えば同じ趣味や同じ価値観の人を探して話しかければいい。そして通話して顔を見せ合って会う約束を立てればいい。ノリで会えばいい。見た目で選ばなければ誰でもパートナーは作れる。


デブでも大丈夫。デブ専向けのマッチングアプリもあるから。ハゲでも大丈夫。スキンヘッドにすればジェイソン・ステイサムみたいでかっこいいから。俺の父が濃い顔でスキンヘッドで和製ジェイソン・ステイサムだった。しかし俺はあんまり濃い顔ではない。でも坊主にしても似合う顔ではある。


俺は他人の見た目なんてどうでも良い。結局、1番大事なのは人柄が合うかどうかだろう。


ガチで一歩も外に出られないレベルの引きこもりだった時期は、髪が女の人くらい伸びたら自分でバリカンで坊主にして、また女の人くらい伸びるのを繰り返していた。


最近よく書いてるが、俺の今の髪型は水原一平みたいだ。


水原一平がせっかくウーバーイーツの配達員を始めたのに、ネットで拡散されて配達員の資格を剥奪されたのは流石に可哀想だと感じた。一生をかけても返済できない額の借金はあるけど、本人が真面目に働いてるんだから、そっとしておいてあげればいいのに。少しでも大谷への借金を返そうとする姿勢を示すことが大事なのに、それさえ出来なくしたら、水原一平は他にどうしたらいいんだよ。


焼却炉で焼かれてしまえば全員同じ見た目になるんだから、俺は他人の見た目を気にした事が無い。ルッキズムとかどうでもいい。どうせ仲良くなれば見た目なんて関係なくなる。付き合い始めるとその子の顔がめちゃくちゃ可愛く見える現象がある。あの現象は何なんだ。


恋愛する時、男は加点方式で女を見て、女は減点方式で男を見るっていう説を見たことがある。これはたしかにそうかもしれない。あと有名なのは、男の恋愛は「名前を付けて保存」なのに対し、女の恋愛は「上書き保存」っていう説。


女性は男性と違って妊娠の可能性があるから、ドライなのは生物として当たり前のことなのだと思う。子供は授かりものだから、こう言ったら言葉が悪いかもしれないが、男側には何のリスクもないからな。


実際のところ、俺は女になったことがないから女の人の気持ちの全てを理解できるわけではない。しかし俺は性に関する分野と心理学に関してはクソ詳しい。メンタリズムみたいなやつじゃなくて大学で学ぶガチの心理学を独学している。


心理学に詳しくなっても、俺は悲しいことがあるとすぐに感情的になってしまうから、あまり意味がない。


クソどうでもいい話をする。俺は家だと常時メガネだが、外に出て人と会う時はいつもコンタクトをしている。特に理由は無いが、中学の時からの習慣だ。野球をやる時はメガネよりコンタクトの方が良い。フレームが視界に入ると試合の時に邪魔だ。俺はワンデイのコンタクトを普通に2週間くらい使う。エコで良い。


あと、コンタクトだと俺のオタク感が減って、若干かっこよくなるから良い。別に全くイケメンじゃないけど。


鏡を見ながらじゃないとコンタクトをつけられない人もいるけど、俺は何も見ないで1秒でコンタクトをはめられる。俺の特技の一つだ。あと俺は爪を切るのがめちゃくちゃ速い。あと耳をぴくぴく動かせるのも俺の特技だ。


あと俺は服に全く興味がない。黒いバンドTシャツばっか着てる。下は大体ジーパン。面倒な時は上下スウェットのまま外に出る。


俺は黒い服ばっか持っている。ちなみにパンツも黒い。トランクスは全く履かない。ボクサーパンツだけだ。男は大体そうだと思う。



地球ができる確率は、バラバラにした腕時計がプールの中で再び組み合わさるくらいの確率らしい。あんまりピンと来ないが、とんでもない確率であるという事は分かる。


300000000匹を超える精子の中から抽選で俺が選ばれて産まれてきた。この世に生まれて良かったかどうかは、死ぬ瞬間に初めて分かる。5年後10年後の自分がどうなってるかなんて誰にも分からない。だからとりあえず生きてみる。今、消えたくても、10年後は真逆の気持ちになってるかもしれない。


幼い頃の俺の写真を見ると、超楽しそうに笑いまくってて、少し泣けてくる。姉も俺も妹も楽しそうに笑ってる写真を見ると、俺は何故かボロボロ涙が出てくる。姉は今、精神科に入院している。俺は適当にやってる。妹は結婚して毎日真面目に働いてる。大人になってみんな独立して色々変わったけど、また3人で一緒に笑ってみたい。


10年前、17才だった俺は今の27才の自分の事を何一つ正しく予測できなかった。今まで悪い事も良い事もあった。


人生は波がある。何もかも悪い方にしか行かないタイミングもあるし、安定して穏やかに暮らせる時もある。


「人生なんとかなる」ではなく「人生なんとかなれ」って気持ちで生きている。靴で蹴っ飛ばした石ころが坂道を猛スピードで転がっていく。俺もお前もなんとかなれ。


丸めたティッシュを遠くにあるゴミ箱に投げ入れる時、ちゃんとゴミ箱に入るか入らないかは最後まで見てないと分からない。もしかしたら突然神風が吹いて、ゴミ箱に入るかもしれない。だから今はとりあえず生きてた方が良い。



唐突な話だが、俺は事故物件でも余裕で住める。そもそも幽霊やおばけに人間しか居ないのがおかしな話だ。仮に本当にこの世に幽霊がいるなら、アパートの室内で叩き殺した蚊だって幽霊になってなければおかしい。命に優劣をつけるのは良くない。微生物が幽霊になってないのはおかしいし、恐竜が幽霊になってないのもおかしい。もっと言えば戦国時代の日本は全国が戦争状態だったわけで、戦いで死んでいった人々の幽霊が日本中に存在してる事になる。つまり日本のほぼ全ての家が事故物件である。


なので俺は事故物件に住む事に一切の抵抗が無い。俺も今この瞬間に色んな幽霊達とルームシェアをしているのかもしれない。俺は三葉虫の幽霊や恐竜のおばけと同棲してるかもしれない。女の人の幽霊とも同棲してるかも。


怨念がおんねん。


幽霊やおばけは、基本的にみんなネガティブで暗い奴ばかりだから、俺と気が合うかもしれない。


美術の時間に白いキャンバスを渡されて、先生が「みんな好きなように絵を描いてください」と言ったら、みんなが思い思いの絵を描き始めた。俺は描きたいものが無かったから何も描き出せずにいた。「あえて何も書かない」という選択を取るのも一つの人生だ。真っ白な紙は1番純粋で綺麗だ。絵の具は全ての色を合わせると黒になってしまう。


ウクライナの小さい子供たちはクレヨンで戦争の絵ばかり描いていた。YouTubeでそれを見て、俺は悲しくて泣いてしまった。


何の罪も無い人がどうして死なないといけないんだろうと思うけど、世の中がそういうもんだから仕方ない。俺はもう諦めている。


たまたま同じ教室に集められた30人や40人の集団ですら戦争みたいないじめが起こるんだから、世界規模でみんなが仲良くなるなんて不可能に決まってる。


だから俺はせめて俺の周りの人や、俺の文をこうして読んでくれる人たちが幸せで穏やかになれるように願っている。


死にたくなったら俺の文を読んでくれ。


「今この瞬間」が辛いと、この辛さが一生続いていくんじゃないかと錯覚してしまう。でも絶対そんなことはない。大丈夫です。死ぬまでずっと今の状態が続くなんてことはありえない。安心してくれ。俺の周りの人々も、良くなったり悪くなったりを繰り返してるけど、辛くても何とか生きてる。俺もたまに泣きまくるけど生きてたら絶対何とかなる。死ぬ瞬間まで何が起こるかは分からない。野球は9回裏のツーアウトからが本番だ。人生も同じだ。試合開始からずっと負けてても最後に満塁ホームラン打ったら勝ちだ。


顔も名前も知らないが、あなたが今も生きてるだけで俺はちょっと嬉しい。


あなたにまた会えたら嬉しい。


俺がまだ27歳で世間知らずだからこんな無責任なことを書けるのかもしれない。でも俺は確かにゆっくりではあるが変化し続けている。歳をとって、最悪も最高も経験して、ネガティブとポジティブが綯交ぜになっているのが今の俺だ。


だから、苦しみや痛みの真っ只中にいる人が今の俺の文を読んだらむかつくかもしれない。1日1日を戦争みたいな気分で過ごしてる人からしたら、呑気に生きてる俺の文はゴミでしかない。


でも、とりあえず言いたいのは、俺は神を信仰する気は一切無いということだ。神の手を握るくらいなら、体温のある暖かい人間の手を握りたい。なんか適当な冗談を言い合って笑いたい。俺の人生の行方を全て神に委ねるなんてクソ食らえだ。俺は人間の温もりを最期まで信じていたい。


人間は人間によって壊れるが、また同時に、人間は人間によって救われる。


闇があるから光がある。光があるから闇がある。光と闇の行方は心臓が止まる瞬間まで分からない。光と闇のせめぎ合いは永遠に続いていく。


俺はあなたに説法を垂れたいわけではない。俺が脳内で浮かんだ単語を高速でフリック入力してるだけだ。意図は何も無い。当たり前のことだけを出来るだけ書いている。


「他人の不幸は蜜の味」って言葉があるけど、実際にこの目で不幸になった人を見た時、不幸な過去の話を聞いた時、俺は泣くことしかできなかった。


だから、他人の不幸は全く蜜の味なんかではない。蜜が食いたいならハチミツでも買え。手作りしたパンケーキにハチミツをかけるとうまいぞ。俺はたまにパンケーキを作る。パンケーキ・ホットケーキは子供でも作れるくらい簡単だから、作ってみろ。おいしいぞ。


どんな人間も幸せなのが1番良い。


全人類が幸せになる資格がある。


もし途中で命を絶ったとしても、その人の残した作品や魂は永久に不滅である。


小説や漫画やエッセイや短歌や音楽に触れていると、夭折した人が沢山いる。


でも彼ら彼女らの作品は、今の俺を駆動する為のガソリンになっている。死にたくなった時は、死にたがりの人が作った暗い音楽を聴きまくる。そうしてると、少しだけ元気になれる。俺と同じ人がいるんだと思えて勇気が出る。無理に明るく励まそうにする人の音楽より、俺にはめっちゃ暗い音楽が効く。


特にsyrup16gというバンドには本当にお世話になった。人生を救われたと言っても過言ではない。またライブ行きたいぜ。



俺の人生は、いつも行き当たりばったりなので、人生設計もクソも無い。最近ネットで知り合った女の人と意気投合して急に付き合い始めて、俺は彼女に嫌われない為に就職活動を始めたりする。俺は頭が悪くて直情的で、そういう生き方しか出来ない。とりあえず今は人生を生きてみたい。そんな気分だ。


俺の文を読んでる方は既にご存知だと思うが、俺はアルコールにやられて、かなり頭が馬鹿である。でも馬鹿なりに勉強しながら音楽聴いて生きてたい。


ちなみに今はオーサムシティークラブの「勿忘」って曲を久しぶりに聴いてる。聴き心地が良くてずっとループ再生してる。何年か前にクソ流行った曲だ。紅白にも出てた。なんか急にYouTubeのおすすめに出てきたから見た。MVの青い髪のボーカルの女の人が可愛い。


でも、かわいいとかかっこいいとか、本当はもうどうでもいい。


結局大切なのは心だろ。どん底から這い上がろうとしてる奴の心は全て美しい。諦める事さえ諦めた奴らの熱き戦いが今始まる!






終わり

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