2020.11.02:直感は理性を凌駕する
杉並木
げに驚嘆は
せせらぎの
未来に発して
過去に流るか
****☆***🌜***☆***
日光杉並木街道って、小学校の修学旅行でチラ見した遠い記憶だけれど、
大人になった目で見れば、どうせ北海道大学のポプラ並木みたいな迫力なんでしょう、
と思ってうっかり行ってみるととんでもない。
宇都宮を出発してしばらく、からの東照宮に到着するまで、
断続的ながら数十キロにわたる巨木の列(多少の誇張があります、そんな印象だったってお考えください)
信仰の力、積み重ねって偉大です&いつも自転車旅行では、国道をびゅんびゅん走るクルマの脇を、肩身の狭い思いで漕いでいくところが、
自動車通行禁止の旧道をのんびり走れるのも幸せでした。
快調なコースで、てっきりゆるい下り坂を進んでいると思っていた、の・で・す・が。
何気なく路脇を見ると、なんということでしょう。
道路と、杉の木立の間を流れる水路は、奥から手前、つまり(私の感覚上の)坂の下から上へと遡って流れているのです。
人間ってどうも、自分の目で見てそう感じているものが錯覚だとは信じないものらしく、
ここは重力が異常をきたしているのか、あるいは時空が歪んで、時間が逆に流れているんじゃなかろうか、と、大真面目に「日光杉並木 物理法則破綻」でググってしまいました。
だから何だってんだよ💢なバカバカしいお話ですみませんm(_ _)m
当たり前のオチではありますが、宇都宮駅は標高113m、東照宮はスカイツリーとほぼ同じ630m程度とのことで、
この日はおおむね、ゆるいのぼり坂を登っていたようで、それを感じさせない緩やかさも、家康公のやさしさだったのかな、なんて。
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