第6話 デート?当日

「待たせた?ごめんね」


「いや?あんまり待ってないよ?」


奈々美がついにきた、、、


「よかった、、、ご飯私食べてきてないし、食事しようと思うんだけどいいかな」


「いいよ、じゃあ近くのハンバーガー屋に寄って買おうか?」


「了解」


ハンバーグ屋で奈々美はハンバーガーを買ったようだ、、、


「ねね、体育祭での私どうだった?可愛かった」


「ゴホッッッッ」


えぇ、ド直球すぎるだろ?どう答えようかな、、、


「うん、よかったんじゃないのかな?」


「どこがよかったの?」


これどう答えればいいんだよ、、、


「うーん、まぁ色々可愛かったと思うよ?」


「ふーん」


なんだよ、今の発言

せっかく頭捻って言ったのに、、、


<Present 釘田視点>

※ Presentは現在を表します。これは二人の過去を綴っている物語であり、彼もしくは彼女が過去を振り返っている物語です。


今になって思い出したのだけど、体育祭の時のあいつ、僕に気があってやっていたんだなぁ。

その次の日に出かけた時にあの時のことを聞いた時、「可愛かった」っていえばよかったなぁ、、、


ちゃんと会っていえばよかったなぁ、、、もうあいつがいないからいえないんだけど、、、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕の心に光が当たるまで ツナマヨ @tuna2134

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ