#6
うわぁああぁんっ、つっかれたぁあああっ────
もぉおぉ、あやうく死ぬところだったよぉおお────
あぶなかったぁああああ、
……っと。
いろいろあって、
でも、みなさん。
こっちの世界に
ちなみに、いまは
部屋はひとり
こうしてゴロゴロしていられるのは、たぶんラッキーだっただけ。
わたしの
ただ、バイク
もし「ケンカで
あんな
それから、バイクといっても、
……
ハンドルは、
エンジンをかけてみると、何もしなくてもスーッと
「あははははっ! ほーら、やっぱりね!」と
はじめてなのにスイスイ
……ここまでは
そうこうするうち、いよいよ
ルールは、
ただし、
ブレーキは、
ただねー、テスト
というのは、
なので、ハンドルも
……つまり、ブレーキするためには、
でも、めちゃくちゃスピードが
わたしがその
きもちよくカッ
ブレーキしたくても、ブレーキできなかったんです。
スピードがあまりにも
そもそも、こわすぎて、ハンドルから
たぶんスピードは、
それでもわたしは、
「
パニックになって、くりかえし
もうオシマイだ!と
ドカッ!
いきなり
そのまま
何が
お
「あっ
ポケットにバンソウコウを
あいつはフキゲンそうな顔でした。
それもそのはず、バンソウコウは
「……ゴメン。それ
「いや。べつに」
「
「いや。これでいいい」
そのあとに
でも、あいかわらずの
ワンダラーズの
ということで、つぎに
……と思っていたんだけど、わたしの部屋に
ジュンタくんです。
ドアをノックして「よお。ちょっといいか」と部屋に
きげん
それとも、わたしが
ジュンタくんも
そんなことをあれこれ
「すまんっ。ナツオ!」と、いきなりジュンタくんは
「え。なに。どうした?」と、わたしがいうと、
「オレっ、なんの
そしてジュンタくんは、自分を許せない、というように奥歯を噛みしめました。
ああ、なるほど。そういうことでしたか……。
意外とジュンタくんはプライドが高いみたいです。
「そんなの。べつに、あやまらなくていいのに」
なぐさめの
ジュンタくんは、顔をふにゃふにゃさせながら、
「でも、おれ、自分がなさけなくて、はずかしくて……」
「
「え、お
「だって、オマエがいなけりゃ、オレも
わたしはそういいながら、ジュンタくんの
……なんか、いいですねえ。こういうの。
まるで、よく
「へへっ」と
「
「フロ?」
「ああ。ナツオもフロまだだろ? いっしょにいこうぜ?」
「えっ。おフロ? おフロにいっしょにいくの?」
ちょっとまって?
わたしはあわてました。
部屋を
てっきり
おそるおそる、たずねてみます。
「も、もしかして、
「そうだよ? でっかいかは知らんけどみんないっしょだぜ」
あたりまえだろ、みたいな
めまいがしてきました。
「……き、
ケホケホッとわざとらしく
「えー。そうなのか。んじゃーおれも
ジュンタくんは
「え? いや、ソッチは
「へへへっ。いやあ、おれって、フロあんまり
「……え?」
「さいきんは
……ガーン!
これだから
「……いますぐおフロ
「え? なんだよ
「いいから! いますぐ
「ちょ、えっ? なんだよナツオ! なんで
わたしは、むりやりジュンタくんを部屋から
さて。どうしましょう。
では、どうするか。
いちばんカンタンな
なんでウソついたの?と
でも、ですよ? そうするとせっかく
そうすると、
それだけは、ぜったいにダメです。
そう。わたしです。
めざすは、1
じつは、
なので、
というわけで。
ほんとうはゆっくりお
すばやく
頭のなかでシミュレーションしながら、
今ならだれもいないようです!
……チャンス! わたしは
「おい。オマエ。そこで何をしている?」
「……ナツオ?」とカレは
「あっ。あの……その、あの……あの……!」
わたしは
ちらり、と
「いまのは
なんかカン
「ちょうどいい。オレも今からフロだ。いっしょに
「は? いや、ちょっと」
「
「ちょっと、まって。なんか
「そうだ、いつまでもココにいたら
「まって、ちょっと、まっ……」
そのまま
わたしは、
「キャ──────────────────────────────ッッッッ!」
と
わたしは、その
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