個性豊か過ぎる奴らしか居ない零細マフィア組織、カオスすぎて日常が日常してない件について

翠郎多め

翠郎「自分の汗飲めば地産地消になるかな」

〜現在地：アジト・廊下〜

〜翠郎視点〜

コツンコツンと廊下を渡る深夜1時30分

薬を割って白兎に顔をボッコボコのボコにされたけど、私は元気です

嘘、そんな元気じゃない

ボコボコのボコにされたせいで顔が痛い

なんで神である俺が殴られなきゃ行けないんだ(虚言)

まぁそんな事はドブ川に捨てておいて

俺は今、医務室に向かっている

今から命か天華に治療をお願いしようと思ってるが、こんな深夜に治療とか、任務でも行ってたのかと思われると思うだろう

白兎にボコボコにされたって事を聞けば、びっくりするだろうなぁw

そんな事を考えながら、廊下を道なりに進んでいく

もうそろそろ医務室に着く

欠伸をしながら、コツコツと廊下を踏み締め、そして医務室が見えてきた

俺は医務室前の扉に立ち、少し呼吸を整え、ドアノブを捻る

翠郎「おーい誰かい「ｳｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天華天尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊いｳｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ

がちゃん

翠郎「いつからここは妖怪を飼っていたんだ」

待ってくれ

俺が見たのは一体何だ？

風貌的には命だった気がするんだが

俺が見たのは机にヘドバンしてる命？

あれは命の形をした宇宙人か何かか？

いや、ただの見間違いかもしれない

そう思い俺はドアノブをもう1回捻る

翠郎「みこt「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」

がちゃん

机に向かってヘドバンは怖いって

あれ幼児が見たら軽くトラウマになるよ？

いや俺でもトラウマになりそうだけど

つまり俺は幼児？

離乳食食べた方がいいのか？

購入を検討した方がいいのか？

いや待て、取り敢えず状況整理だ

一旦ここで何が起こったか纏めよう

白兎にボコられる

⬇

医務室行く

⬇

命発狂

⬇

俺離乳食検討

もうよく分かんねぇなこれ

え〜……俺どうすればいいの？

このまま帰る訳にも行かないし

かと言ってあん中入りたくもないし

うーん……

天華「どうしましたか？」

翠郎「うぉぁ天華」

すると悩んでいる俺の後ろから、天華が呼ぶ

俺は平然を装い、少し苦笑しながら口を開ける

翠郎「いや……なんでもな「天華か、おはよう」

びっくりしたなんか扉から命（化け物）出てきたんだけど、俺殺されない？というかさっきまで机に向かってヘドバンしてた人だけど、天華の前ではめっちゃ普通じゃん

二重人格？命二重人格説ある？

発狂命と通常命の2種類の人間？

命「なんだ、翠郎、その顔どうした、ボコボコにされてるじゃないか」

翠郎「あぁいやなんでもないですアハハ多分寝てる間に俺の飼っているブラックビーストが噛んだんですよ」(虚言)

命「ん？まぁ、そうなのか？」

翠郎「そうそうそうそうそうそう」

天華「でも、ここまで来たなら治療したほうがいいんじゃないですか？」

やめろ今正論を浴びせるな

翠郎「いやいやいやいやいやいや大丈夫大丈夫ブラックビーストは躾（調理）するから」(虚言)

天華「でも……」

翠郎「俺の傍に近寄ると……死ぬぜ……」

命「天華を殺したら私も死ぬ」

翠郎「おっほヘラってるかーわいー(？)」

というかヤバいこの状況をどう打破しようか

このままじゃ、殺られる

命「あ、あと翠郎」

翠郎「あ、ん？」

すると、命に近付かれる

翠郎「どうし「あれ、見てないよな」

翠郎「見てません」

反射的に嘘をついてしまった！

だがここで死ぬよりかはいい！

俺は必死に嘘を突き通す

命「ホントか？」

翠郎「見てたら鰻とダンスします」

やばい意味不明すぎる事を口走る

額から汗が止まらない

この汗を飲めば地産地消になるのかなぁ！

だったらエコだねぇ！！！！

命「ほんとだな？」

翠郎「はい」

命「よし」

そう言うと、命さんは耳打ちをやめ

天華に「もう寝るか」と言う

天華も「はい！」と元気よく言い、2人は

自室へと帰っていった

依然あの情景が忘れられない俺は

汗を飲めば地産地消になるのかなと言う疑問と、命の裏を見た恐怖だけが残っていた

翠郎「……白兎の薬割りに行くか(？)」

まぁ当たり前の思考だよな(？)

俺はそう思い、研究室の方に踵を返した