第二話 剣神(師匠)との出会い

出雲さんは、黒々とした扉を開いた、そこには、目がチカチカするほどの真っ白の部屋がただ広がっていた。そこには、茶髪で細身、青色の目をした素朴そぼくなイケメンだ、服は下地が白色のところに金色の刺繍がこれでもかと施されている豪華な服を着ている。彼は座っていた豪華な椅子から立ち上がりこちらにあるおてきた、歩く歩幅、力の緩急、どれだけ体力を使わずに歩くかを考えられた、動きだ。剣神が俺の前まで来て、こう口走った。

「選択肢を与えるという話だったな、選択肢ってのはな、儂の弟子になって、親を殺した元凶を知るか、このまま儂にの弟子になるかじゃ。」

(変わんねー)

すると彼は腰に指していた一振りの刀を俺に振り下ろしてきた、俺は後ろに飛び避け、剣を抜こうとしたが、剣がない、着替えさせられたときに奪われたのか?何しろ獲物がない、なら。

「来い、<冥夜の魂刀>《めいやのこんとう》」

すると、俺の呼びかけに応じて空間に裂け目が入り、闇黒の一振りの刀が出てきた、これが俺の能力冥夜の魂刀だ、この剣は俺の魔力を極限まで凝縮し刀の形にかたどったものだ、は俺の複数ある異能の中の一つだ、俺は裂け目から冥夜の魂刀を取り、迫る剣神の斬撃を受け止めた・・・はずだった、剣神の刀は冥夜の魂刀を斬り俺の顔面すれすれで止まった。

「なかなかの異能じゃな、ただ魔力の圧縮が全然足りん、まぁ儂一応剣神じゃが、一応神じゃからな、できるぞ〜、どうする?」

剣神は、ヘタレこんでいる俺に手を伸ばしてきた。

「よろしくお願いします。剣神様。」

「いいじゃろう、まぁ無料ってわけにもいかぬな。」

(え、金とるの!?)

「流石に儂もそんな悪人じゃない、流石に無料でいいぞ。」

(良かったー)

「けどな、今の実力は知っておきたいのぅ、そうじゃ‼付いてこい」

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