小説のための観念記述

存思院

金貨

・お金は働かなければ手に入らない

・お金は有限で減るものである

・何もせず豊かになることはできない

・私は貧乏である

・労働は大変だ

・節約は当然にすべきことである

・遊んで生きていくことはできない

・21歳にもなって経済的自立を果たしいないのは恥ずかしい

・私の才能は仕事では活かせない

・お金という単語は下賤である


「受け入れたまえ。感じたまえ。許したまえ」


・お金はエネルギーである

・宇宙は無限のエネルギーである

・したがって、豊かさと富もまた無限である

・夢と演劇の舞台において、私は行動者ではない

・現実に目を向けても、愛する人たちから豊かさを受け取っている

・これは冨のエネルギーが側にいることを意味する

・労働と疲労はイコールではないことを知った

・仏陀の麦酒ほど飲みたいものもない

・お金、富のエネルギーは私を通り、世界にまわる

・それを許す

・何があろうと私は演者である

・だから何があろうと私は演者である

・お金、いやお金。美しいじゃない


「私の観念は直ちに無限の冨をもたらしてしまう」


しかし、無限の冨があろうとなかろうと、それがどうしたというのか。


私は私であり、空であり海であり、じゅうぶんである。


『豊かになるにはね(にわで) 掴んだ手 解き放て 空の果て』


南無妙法蓮華経



・私の欲望や思考はおさまらず、瞑想的には生きられない

・中今に集中するのは難しい

・悟りは遠い


「私はこの観念に気づいた。故に手放す」


南無妙法蓮華経

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