第3話 転生者の傷
「吉継、左近! 助けてくださいっ」
新学期が始まって数日経った昼休み。三成はパンッと小気味の良い音を立てて、吉継と左近に手を合わせていた。一瞬、ポカンと口を開けて部活の書類を仕上げる手を止めた二人だが、次の瞬間には不穏な空気を纏っていた。
「三成様が助けを求めるなんて……敵襲ですか!?」
「誰をボコればいい? 福島か? 徳川か?」
「もう! そんなんじゃないですよ」
何故、真っ先に暴力に訴えようとするのか。武断派の大名達顔負けな二人の返事に三成は少し呆れ気味に頬を膨らませた。暴力に訴えるような物騒なお願いはしない。三成は前世の記憶が覚醒してからは、そう固く誓っていたのだ。大切な人を前世の最期のような、大事件に巻き込みたくない一心で。
「明後日の校外活動で、何を着て行けばいいのかわからなくて。だから吉継と左近にも服を選ぶ手伝いをしてほしいんです」
そこまで言われて、二人は漸く合点がいった。今世の三成は大手財閥の跡取りだ。三成本人は倹約家であっても、彼を溺愛する家族が惜しみなく愛と物資を注ぎ込んでいるに違いない。そうして惜しみなく注ぎ込まれた物が多すぎて困惑しているのだろう。そう結論付けた吉継と左近だが、一人、三成の希望を満たせそうな男の存在を思い出した。
「なるほど、そういうことか」
「アレ、でも、勘兵衛殿も居るって言ってませんでした? あの人なら、三成様の服、選べそうですけど」
前世、三成の小姓時代から彼と付き合いのあった渡辺勘兵衛は、転生しても彼に付き従っている。三成の好みを的確に押さえるにはうってつけの人物だ。ソレをわからぬ三成でないはずだが、と左近が首を傾げていると、三成は苦々しく唸った。
「勘兵衛はダメです。絶対ダメです。チョイスがめちゃくちゃジジくさいんです……!」
三成の言い分に、しょっぱい気持ちになる。前世の彼らの娘達から「父上、ジジくさぁい」と言われる幻覚まで再生された。前世、三人の中で最年少だった三成を実弟の様に可愛がっている分、二人のダメージは深刻だった。
「そ……そうですか。そうか……ジェネレーションギャップ……」
「……コホンッ。そういう事なら、三成。いつにする? 僕と左近は寮生活ゆえ、今日の放課後でも良いぞ。なんならお泊まり会でもするか?」
「! 本当ですか!? それなら、今日にしましょう! 僕、お泊まり会に憧れてたんです!」
吉継の言葉に、三成はパッと目を輝かせる。
お泊まり会。それは三成にとって憧れであり、未知のものだ。転生者が非転生者と宿泊する際には、必ず教員免許保持者の監督が必要、など条例の壁が高い。そのせいで三成は、修学旅行や林間学校以外で同級生と一夜を明かした経験が無かったのだ。
「よし、父さん達に連絡してきます! あ、左近の面接も、もしかしたら今日になるかもしれませんね」
正に、ルンルン、といった擬音そのままの様子で三成は教室から出る。左近へ特大の置き土産を残して。
「えっ、三成様ぁっ!?」
「……まァ、お前なら何もせずとも内定は出るはずであろう」
三成の出ていった扉の方へ手を伸ばして固まってしまった左近へアドバイスを送りつつ、吉継は止まっていた作業を再開した。
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普段以上に上機嫌で午後の授業を乗り切った三成は、吉継と左近の手を引いて学校の駐車場へと向かった。勘兵衛が迎えに来る手筈になっているのだ。
駐車場では、既に勘兵衛が到着していた様で、黒塗りのリムジンでもって三成達を迎えてくれた。新緑の髪の、鉄仮面の青年だ。前世でもその仮面が外れたのは関ヶ原で敗戦した時なのだから、この主にしてこの家臣あり、といったものだ。
「お帰りなさいませ、三成様」
「ただいま戻りました。勘兵衛。左近と吉継、連れて来ましたよ!」
さあさあ、と三成が左近と吉継を勘兵衛に引き合わせようと振り返ると、二人は口をあんぐりと開けて固まっていた。最近の二人はよく固まるなあ、と三成がのん気に考えていると、ギャンと左近が吠えた。
「黒塗りのリムジンって! 金持ちか! 金持ちでしたね!?」
「大手財閥なのはわかっているが、まさかリムジンが出てくるほどとは……」
「でも、前世の僕らは、いつもこんな感じでしたよ?」
心底不思議そうに言う三成に、吉継は唸ることしかできなかった。
――どうして、こうも変な所で大名感覚なのだ!
吉継渾身の唸りに応えられる者は、残念ながら居なかった。
車の中は、流石は高級車。大荷物になりがちな高校生三人が乗ってもゆったりと余裕があった。一生縁のないと思っていた高級車におっかなびっくりであった左近と吉継だが、数分、授業や部活の話をしているうちに、すっかり緊張が解きほぐれていた。
そうして、約十分のドライブの末にたどり着いた三成の家は、大きな平屋建ての洋館だった。洋館の周りには広大な庭があり、高い生垣に囲われ、正しく“お金持ちの屋敷”といった様相だ。
「お帰りなさいませ、三成様」
「ようこそいらっしゃいました。大谷様、島様」
勘兵衛の先導で玄関を潜ると、エプロンドレスのメイドと、燕尾服のバトラーが出迎えた。使用人が居るのか、と驚きつつ、どこか既視感のある顔だ、と左近が考えていると、三成から小声で補足された。
「前世での僕の乳母と小姓ですよ。覚えてるでしょう?」
「なるほど。言われてみれば、そうですね」
挨拶もそこそこに、メイドに荷物を預けると、三成と吉継、左近とバトラーとで別行動になった。バトラーは左近の面接の案内に来たのである。面接のことを思い出し緊張が蘇る左近に、応援の言葉を投げかけて、三成と吉継は、勘兵衛と共に衣装部屋へと向かっていった。
三成達の歩く廊下は、洋風の外見とは裏腹に和のテイストになっている。部屋を紹介されつつ歩く吉継は、屋敷の既視感は使用人だけでない事に気がついた。
「三成、勘兵衛。この屋敷、まさか……」
「気がつきました? かつての伏見の屋敷と、ほとんど同じ間取りなんです」
「大旦那様の提案で。三成様が暮らすなら、これだ。とおっしゃっていた様です」
吉継の既視感は的中していた。三成がかつて、伏見に構えていた屋敷とほぼ同じ間取りなのだという。しかも、この間取りにしたのは、伏見の屋敷を知らない三成の祖父だ。これには流石の吉継も驚きを隠せない。
三成の祖父は、前世こそ取り立てて大きな功績もない凡庸な地侍だが、転生してからはどうだ。転生時に授かった異能を駆使し、財閥解体も躱し、顔も知らぬ孫の為に現在の石田財閥の基盤とこの屋敷を作り上げた。
転生者の黎明期には、強力な能力と手腕を持った傑物が多くいたと言う。しかし、かの御仁こそがその傑物達の頂点、怪物なのではないか。吉継は親友の祖父に戦慄した。
「着きましたよ、吉継。衣装部屋です」
吉継が思考の海に浸っている間に目的地にたどり着いた様で、立ち止まった三成が吉継を振り返った。
「これは、なんと……」
「凄いでしょう? 昔よりも、衣装持ちなんですよねぇ……ハハハ……」
衣装部屋は壮観だった。部屋の壁が全面クローゼットになっており、部屋の中心には大きな姿見が鎮座していた。服も、安価な量産品でなく、丁寧に作られたオーダーメイド品だ。
言葉を失う吉継に笑いかけた三成の声は、力無く乾いていた。
「しかし、見事なものだな。前世の着物よりも良い品なんじゃないかい?」
「母さんの能力が、被服系のモノなんです。そのうえ、素材に妥協しなかったので」
春服用のクローゼットから一着、手に取った吉継が感嘆の声を溢す。三成の体格にピッタリな服は、一着一着から家族からの愛に溢れているかの様だ。少し呆れた様に答える三成の声にも、照れが混ざっている。
「さて、左近が来る前に終わらせてやろう」
「そうですね。遊ぶ時間を増やしましょう!」
「フフ。腕が鳴るなァ」
悔しがる左近の姿を空想して意地の悪い笑みを浮かべる吉継が、喜び勇んでハンガーに手をかけた。
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「吉継様いいなぁー。俺ももっと三成様の服、見たかったんですけどぉー……」
二時間後、三成の自室で左近が頬を膨らませて拗ねていた。
先の宣言通りに左近の採用試験が終わる前に選びきる、といった事にはならなかったものの、左近が三成らと合流した頃にはほぼ二択まで絞りきっていたのだ。そうして三成の服を選ぶという楽しみを奪われた左近は、完全にいじけてしまっている。
「左近。左近。ゴールデンウィークには合宿があると聞きました。左近には、その時に僕の服を選んでほしいです」
「本当ですか!? 絶対ですからね! よっし、言質取った!」
流石にこれ以上いじけさせてはいけまいと、三成からフォローが入る。いかにヘソを曲げた左近といえど、敬愛する主が眉を下げて笑いかければ立ち直らざるをえない。後の楽しみもできて気分を上げると、隣では吉継が涙を浮かべるほどに笑っていた。
「あ。それと、吉継様は笑いすぎです!」
「いやあ、すまんな」
「……ぶふっ、ははは。こうしてふざけあっていると、なんというか、ヘンな感じです」
思わず吹き出した三成の言葉に、二人は顔を見合わせて苦笑した。それもそうだ。今は同級生という対等な立場ではあるが、かつては三成の友人と三成の家臣。いかに名将・島左近といえど、吉継達とからかい合うなんてできやしなかった。
そんな得難い状況の二人を、三成は言葉こそ「ヘンな感じ」と評しはしたが、その表情は柔らかなものだった。
「……もう、間違えやしない」
「三成様、もしかして……」
そして、三成の小さな呟きに、左近はハッと振り返る。己が主が学校で硬い態度だったのは緊張からくるものだけではなかったのだ。三成は、関ヶ原の二の舞を踏みたくなかったのだ。
左近がその考えに至ったと同時に、吉継も左近達の様子から何か察したらしい。メガネの奥で、目を細めた。
「……なぁんて。ちょっと、しんみりさせちゃいましたね。ごめんなさい」
「三成」
察しの良い左近と吉継に、三成は内心、焦っていた。
己の決心は、己の後悔は、己のもの。既に知られている家族以外に伝える気も、巻き込む気もなかったのだ。
だというのに自身の腹心の家臣と友人は、三成の柔い所にまで踏み込もうとしている。
「三成。無理はするモンじゃない。あの時と同じ轍を踏むことになる」
「っ!? 吉継。なぜ、それを……」
いよいよ三成の表情は強張っていく。脳裏には、吉継らに己の内側へ踏み込ませぬよう言い包める為の言い訳が、浮かんでは消えている。
たじろぐ三成に、吉継が畳みかけた。
「想像はつくさ。僕はお前の親友だからなァ。それに、僕も似たようなものだったさ」
「小学生の時の吉継様、ただの鎌を見ただけでも烈火の如く怒ってましたもんねぇ」
「お前も家康に事あるごとに突っかかっていたろ」
四百年前と同じく、懇々と説教をされると思っていた三成だったが、唐突に暴露される吉継と左近の失敗談に目をパチクリと瞬いた。そんな友人の様子に、してやったりと笑って吉継は続ける。
「マ、僕が何を言いたいか、というとだな。日ノ本学園は、僕らの過去の傷を乗り越えさせるためにある。あの家康や信長でもそうだ。三成。いかに前世の記憶があろうと、僕らは法律で守られている、思春期の子どもよ」
「だからもっと、周りに甘えてくださいよ。三成様」
正継様が、息子が全然甘えてくれないって嘆いてましたよ。と吉継の言葉を引き継いだ左近が笑って言った。
その内容に、三成はウッと言葉が詰まる。甘えすぎぬ様に自己を律していたのが裏目に出ていたことを知って、申し訳ない気持ちが湧き起こってきたのだ。
「う、ううん……。はぁい。……ねえ。丁寧語キャラを作ってたの、転校の緊張って事で誤魔化されてくれるかなぁ」
漸く半歩踏み出した三成の早速の甘えに、今度こそ吉継は屋敷中に笑い声を響かせた。
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青い空。
白い雲。
広い海……ではなく、賑わう中華街。
行楽日和の土曜日に、ESS部の面々は三成の歓迎会を名目に学園の近くにある中華街へと出掛けていた。春先の暖かな日差しが三成らを照らす中、信長が少し遅れて到着した。
「お、揃ってんな。……よォし、野郎ども! 待ちに待った校外活動だ! 生徒会には期待のニューメンバー・石田三成の歓迎会として申請してっから、間違っても他のヤツらに喧嘩売るんじゃねェぞ! 以上、解散ッ!」
「エ、喧嘩売るって何? どういうこと!?」
着いて早々、マシンガンの様に話を進めて部員達へ解散の号令をかけた信長に、三成が思わずシャウトする。つい最近まで一般的な子どもだった三成には、他校生に喧嘩を売るだなんてヤンキーマンガの世界の様な事には無縁なのだ。
そんな三成の叫びに込められた戸惑いを知ってか知らずか、信長は無邪気に笑って期待の新人の肩をバシバシ叩いている。最終的には、「制服の左腕に付けとけよ!」と爽やかに腕章を渡されて、三成は深く考えることをやめることにした。
「ガッハハハ! よォ! アンタ、部費の回収に来てたヤツだろ? 部長サマにツッコミ入れるたァ大したモンだなァ、オイ!」
「うおわっ!? び、びっくりした……」
信長が用は終わったとばかりに精肉店へ突撃するのを見送る。最初から共にいた吉継や左近に、戸惑いを溢していると、背後から急に大きな声が三成の鼓膜を揺らした。
突然の事に目を白黒させながら振り返れば、側頭部を刈り上げたモヒカン頭が特徴的な褐色肌の青年――佐々木道誉がニヤリと白い歯を見せていた。
「あん時ャバタバタしてたから、改めてな。俺ァ佐々木道誉ってンだ。よろしく頼むぜ!」
「え、あ、ご丁寧にどうも……? あー、ウン。僕は石田三成。どうぞよろしく」
三成がギラギラと妖しく光る道誉の目に、本能的な恐ろしさを感じつつも戦々恐々と受け答えをする。そんな三成の対応が気に入ったのか、再び大声で笑いだし、近くに居た左近の肩を鷲掴んで大きく前後に揺らした。
ひとしきり笑って満足した道誉が左近を解放した頃には、流石に鬼と呼ばれた彼であっても疲弊していた。そんな左近の様子は気にも留めずに「人生、楽しんだモン勝ちだぜ!」と叫んでフードファイト会場に消えて行った。
左近のフォローをしつつ、一体何だったのかと去って行った嵐に呆然とする三成の元へ、今度は行長が福島正則と共に寄ってきた。三成に声をかけるタイミングを伺って、やり取りを全て見ていたせいで、二人の顔は引きつっている。
魔王とも言われた信長にツッコミを入れ、婆娑羅大名として名を馳せた道誉相手に逃げ出さなかった事が、前世よりも鋼の心を手に入れたと映ったらしい。が、自覚の無い三成は、行長に指摘されても首を傾げるばかりだ。
「はぁー……おみゃー、そういうトコは変わってねえのにゃあ……」
「“そういうトコ”ってどういう事? 僕だって、相応に変われたと思うんだけど」
「いやいにゃ、コッチの話。にゃー」
己の純粋な疑問をニャアニャアと躱す行長に、三成はムッと眉をひそめたが、気にするだけ無駄であると思い直す事にした。行長の言う「そういうトコ」とは大抵、三成の理解が及ばぬものである場合の方が多いのだ。
ぎゃあぎゃあと騒ぐ二人を他所に、正則の表情は未だに硬いままだった。それもそうだ。正則は行長と違い、三成の鈍感具合に引いていただけでは無い。前世の決着をつけたかったのだ。
一瞬、今回は話しかけるのをやめておくか、と考えて否、と染料で傷んだ金髪を振る。今を逃せば、後々さらに気まずくなるだけだと経験則で知っているのだ。故に一度、大きく息を吐いて、口を開いた。
「……三成。前世の事、オレは謝ったりしねぇから、オマエも謝んなよ」
胸ぐらを掴まれるかどうかの距離で、正則からぶっきらぼうに投げられた言葉に目を見開く。何せ前世ではいがみ合って死に別れた男だ。三成は彼から罵声を浴びせられるとばかり思っていたのだから無理もない。
そんな正則から言外に前世を肯定されたと悟り、それでも自分達はすれ違いやすいのだからと確認の意を込めて頷いた。
「うん、わかってる。僕は家康と対立することが豊臣存続に必要だと思って、お前は家康と協調することが豊臣存続に必要だと判断した。そうでしょ?」
「そういう事だ。……お互い、間違っちまったがな」
自嘲気味な正則が、今の三成には年相応の子どもであるように映った。それと同時に、吉継が先日言っていた内容が三成にのしかかる。前世の傷があるのは何も三成だけなんて事は無いし、二度目の人生と言えど、自分達は法律に守られている未成年にすぎないのだ。
“日ノ本学園は転生者の傷を乗り越えさせる為にある”とはコレの事かと実感しつつも、正則にどう声をかけるかが掴めずにいる。ヒトの心を察するのは不得手なんだと内心で冷や汗を流す三成の様子に気づいた正則が、フッと表情を緩めた。
「ま、大事なのはこれからだな。オマエが間違ってたら殴ってでも止めてやるから、オレが間違ってたらオマエも殴れよ」
「エ、ヤだよ。お前を殴ったら、僕の手が折れるじゃん」
三成オマエ! と喚く正則の声を背に、三成も肉まんを食べるべく、左近達と共に精肉店へと駆け出す。前世がどうであれ、三成も結局は食べ盛りの男子高校生なのだから。
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◯TIPs
鎌
関ヶ原の戦いにて大谷吉継の陣を壊滅させた小早川秀明の家紋が「丸に違い鎌」だったとされている。
渡辺勘兵衛(前世)
(?〜1600)
石田三成の家臣。三成が当時の給料全額使って雇ったという逸話も残っているすごい人。別名・新之丞。
渡辺勘兵衛(転生後)
1話時点で29歳、2月生まれ
身長184cm、体重79kg
転生能力「十万石のユメ」
補助器「懐中時計・夢幻」
石田家の筆頭家令。表情の変化がほとんど無い鉄仮面だけど三成を始めとする石田家の面々を大切にしている。三成達とのジェネレーションギャップを密かに気にしている。
佐々木道誉(前世)
(1296〜1373)
南北朝時代の婆娑羅大名。お寺の紅葉の枝を折って怒られた際には坊主を殺し、島流しの際には宴会を開きながら流刑地に向かうなど逸話が派手なクレイジーガイ。
佐々木道誉(転生後)
1話時点で16歳、8月生まれ
身長193cm、体重90Kg
転生能力「婆娑羅の大宴饗」
補助器「鉄扇・楓」
日ノ本学園高等部 武将科 2年室町組
ESSの部員。見た目や口調、仕草が戦国ヤンキーだけど面倒見の良い兄貴肌。初対面の人が怯えて逃げてしまうのが最近の悩み。
福島正則(前世)
(1561〜1624)
豊臣秀吉の家臣。アンチ三成派の1人。家康にケチつけられて改易された不憫な人。
福島正則(転生後)
1話時点で16歳、11月生まれ
身長178cm、体重76Kg
転生能力「魂共有の呪い・虎」
補助器「軍配・賤ヶ岳」
日ノ本学園高等部 武将科 2年桃山組
ESSの部員。元々茶髪だったのを金髪に染めた平成初期のヤンキー風の見た目。呪いの代償に加藤清正と魂を共有した状態で転生してしまった。三成とは“喧嘩するほど仲がいい”状態。
石田三成の高校日常日誌 GOAT @goat-01yaginome
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