第12話 埋まらない

――――――一週間後。


「れーこ。」

「おきた?おはよ。」

「……」


朝食の用意をする麗子に抱き着いた。


「おはよ。」

「おはよ。朝から甘えんぼさんですか?」

「……ダメ?」

「可愛いから許してあげる。」



――――――――――――数日後、麗子の元から消えた。

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