第7話 新しい道へ


「流星。」


仕事中、凜音に呼ばれて行くと小さな倉庫に連れ込まれた。


「…?」

「ねぇ、いいよね?」


凜音は僕にキスしながらワイシャツの上から爪を立て始めた…。


「…。」


僕は無言で凜音の細い指を自分の首に当てると、優しく爪を立ててくれた。


「流星。付き合おうよ」

「いちいち言うな。もう付き合ってんだろ。」




――――――僕はこんな場所で凜音と初めてした。



「流星、いじめたりない。」

「俺も、凜音が足りない。」



――――――――――――――――――。


数日後、母と話し合った上で、家を出て、凜音と住むことにした。


――――――――――――――――――。

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