第4話 直接的に
―――――――――――― 一週間後。
「母さん。。。」
「うん?なぁに。」
キッチンに立つ母を後ろから包み込む。
「麗美って言っていい?」
「聞かなくていいから。っていうか言ってたよね?」
「一応ね。許可は得ないと。出された側としては。」
「どこから出たの?」
「…普通逆じゃね?」
「聞きたかったな。…あぁ。そうか。知らないよね?そんな卑猥なこと。」
「麗美の可愛くていやらしいところから出てきた。」
「…あんたいくつだったっけ?」
「息子の歳忘れたのか?」
「息子だった?」
「……俺まだしてない。」
「あたしとでしょ?」
「うん。」
「いつでも出来るでしょ。慌てなくても。」
「その間に男作られても耐えられない。」
「……あんたも綺麗にしてきなさい。まだいるよね?煩い蝿が。」
「……。」
人差し指の爪の先で首を撫でられて思わず生唾を飲んだ。
「やらしてくれねぇから。」
「……こんな事まで出来る子供は居ないはずよ?」
指一本で15歳の僕を弄び始めた。
「……やべぇ。。ちょっとやばいかも…。」
「なに?…こういう事?」
「い…く…っ!!」
「誰に教わったの?そんな言葉。」
「……っ…ぁぁ…」
麗美に両手で背中を直接触られながら10本の爪の先で抱き寄せられて撫でられると、果ててしまった。
「これから沢山教えてあげる。」
「母ちゃん…」
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