第8話 不思議・食べ物・味 2024/6/26
不思議な食べ物を食べたとの味って、例えようが難しい。きっと私がしていることって、それくらい不思議なのかもしれない。ただ、私からすればその通りのものなのだが、他人から見れば、摩訶不思議なのかもしれない。
今日は友達について考えることにした。私にとって、友達は身近にいる知人のように思っていた。だから、学生時代、クラスメイト=友達のような安易な数式が成り立つ、のだと信じていた。
自分からその数式を壊すことをした。
理由があってそのクラスメイトがクラスメイトではなくなってしまった。
その瞬間、友達ではなくなってしまったのかもしれない。
今までの認識ではそうなって仕方ない。
私という人間は失ってから初めて”友達”の大切さを身に沁みてわかった。でも、当時はそれ以上何もできなかった。
あれから、幾星霜。
今の自分は少ないけど、友達がいる。
もちろん、友達の定義を書き換えている。
友達。不思議だよな。年を経て、生きるようになってからその言葉の重みをひしひしと感じる。そして、私は行動に移した。
私は〇〇人の友達を作る。
〇〇に当てはまる数字は01〜99。あなたが好きな数字でいいから当てはめてくれ。正解はたった一通りだがな。
私は〇〇人の友達を生涯大切にする。
人によっては距離感が違うけど、私がほぼ一方的に”友達”と呼んでいるのかもしれないけど、それでも、私の〇〇人の友達は、生涯の友達だって、昇華してみせる。
そんな私の友達は今も仕事で忙しいのかもしれない。わからないけど、また再会できることを信じている。
そう、その〇〇人の友達は私が信じている数の現れなんだ。
きっと私がこの世を去る前に本当の最期の瞬間に見送ってくれるかもしれない”友達”なのかもしれない。
そんな生涯の友達が欲しいと思ったから、行動して少しずつ集めている私の姿は、一般的な思想とはズレているのかもしれない。
不思議と思われるのかもしれない。
変だと思われるのかもしれない。
それでも、私は行動してしまうのだろう。
あの日、今までの定義ではもう友達ではなくなったときの喪失感と虚無感に二度と感情を狂わせないように。
もう、二度と”友達”を手放したくないから。
思い出が汚されていく感覚に終止符を打つために。
私は私の友達を作る。
きっと私の考えが異端だとしても、異端でしか生きられない自分が一番良くわかっているつもりだ。
我が儘で上等。
ただ、友達の前では謙虚でいたいな。
そんな2024年6月26日だった。
明日は何について書こうかな?
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