第6話 鬼・教官・訓練 2024/6/24

 もしも鬼教官がいるのなら、その訓練で確実に夢が叶う実力が身につくのなら、訓練、受けてみたい。

 そう思うのは、俺だけだろうか?

 う〜ん、わからない。

 さて、才能の話をする。

 私には才能がない。凡才がない。

 私の歩んできた道を振り返れば、決して一般と同じとは言えないだろう。

 凡才すらない私には、後天的に才能を見出すしかない。

 凡才があれば、ライトノベルでは基礎部分が助かるだろう。

しかし、そのような道を歩んでこなかった。

 だから、人よりも何倍も何倍も努力しなくてはならない。

 それが私に与えられた試練だ。

 どんなに良くっても、私は一般人と同じ道を行かなかった。

 だから、私は人よりも何倍も努力して知識を得なくてはならない。

 それが、私が成功する道筋。

 それしか、思いつかない。

 きっとなんのこっちゃ? と思われるだろう。

 今の時点ではそうだろうな。

 必ず、夢を叶えてみせる。

 そして、その時、この日記の価値も上がるだろう。

 そう信じている。

 そう、革新している。

 鬼になってでも叶えてみせよう。

 なんてな。

 今日は充実した一日だった。

 まだ1日だけだから、習慣化していない。

 朝の散歩習慣を身につけて、早起きの効果を感じる。

 うんうん。

 さて、この日記は最低1000文字書く。

 今510文字。

 半分だ。

 書くことがない。6日で書くことがないって何だろうね。

 凡才がないからかな〜。

 ……これはいかんぞ。

 才能がないことを自らいじっている気がする。

 あかんな。

 私はちゃんとアファメーションして、ビジュアライゼーションもして、マインドフルネスもする。

 カタカナばっかり。

 なんだかな。

 面白くなさそうな日記になっている気がする。

 う〜ん。

 まぁ、普通でいいのかな?

 普通かぁ〜。

 普通になりたかったな〜。

 一般大衆に属していたかった。

 だけど、不甲斐ないけど、外れてしまった。

 だから、もう一般的には戻りたくない。

 もう戻れないんだよな。

 うまく言えないけど、はぁ〜。

 なんだか、なぁ〜。

 生きていくだけで丸儲けなんだけど、一般に属していないから、一般の気持ちと一般じゃない気持ちも知らなくてはならない。

 それがとても、大変なんだ。

 生きるだけで、倍の苦労をしている気がする。

 倍苦労して、報われない気がする。

 それでもそんな世界で成果を出さないと、誰も見向きしない。

 だから、成功するしかない。

 だけど、成果を求めれば求めるほど、掴めない。

 う〜ん、どうなんだろう。

 きっと、大器晩成型だと思い込むことにしよう。

 うんうん。

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