太陽よりも熱いロマンシング

Unknown

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最近は暑いね。熱中症に気をつけて。


夏は暑くてやる気が無くなる。なかなかベッドから起き上がれず、女から来たLINEを返す気力も無く、半日くらい未読無視した。でも嫌いなわけじゃない。むしろその逆だ。何年か前は女の人とLINEでやり取りするの好きだったけど、今は文字で会話するくらいなら通話すればいいじゃんっていう考えになった。俺はもう異性と電話するくらい余裕だ。コミュニケーション能力の圧倒的な成長を感じる。


女の人は笑顔が1番かわいい。俺と女ニッコニコでワロタ。俺はお前とロマンシングになりたい。例えこの世が滅びても俺とお前のロマンシングは永遠に続く。この世に生まれてくれてありがとう。あなたを抱きしめた瞬間に確かに俺の胸は太陽よりも熱いロマンシングを感じた。


「ロマンシング」ってなに? って聞かれたら、それは俺もよく分からない。でもロマンシングになる事は人生で1番大切な事のうちの1つだ。


夏はやる気が無くなるが、冬は寒くてやる気が無くなる。春と秋は過ごしやすいけど期間が短いからやる気が無くなる。


よって俺は1年中やる気が無い。


でも俺は2日前から就職活動を始めた。その理由は女の人と関係を持続させる為だ。今は男女平等社会とはいえ流石に男側が無職だと情けないし、そのうち関係を切られる。俺の場合ロマンシングが社会復帰の鍵になる。あなたとずっとロマンシングでいたいから俺は7ヶ月ぶり3度目の社会復帰を決意した。俺は何度ニートになっても不屈の精神で立ち上がる。まだまだ人生は始まったばかり。俺は生まれたての子鹿のように不恰好に歩くのみ。俺の情熱の炎はまだ消えていない。俺を誰だと思ってるんだ。令和における最強の大文豪・Unknownだぞ。不可能という言葉は俺の辞書に無い。


生きてると心が痛くなることもよくある。1人で泣くこともよくある。消えたくなることもよくある。でも俺もお前も泣く為だけに産まれたわけじゃない。俺が産道を通って産まれた瞬間、両親がどんな顔をしていたのかは知らない。母と父は笑っていたのか、泣いていたのか、はたまた両方か。出逢い別れた人が沢山いる。でも俺が後悔してると言ったら全くそんなことない。はっきり言って運命の人なんてものは存在しない。俺の代わりも他人の代わりも無限にいる。俺はその辺の価値観がドライだ。誰もがかけがえのある存在。代わりなんて唸る程いる。たまたま俺がここにいて、たまたまあなたがそこにいただけ。それだけ。


昨日、ロマンシング・サガ2のSwitch版リメイクが発表されて俺は超嬉しい。10月発売らしい。最近のゲームの情報で1番嬉しい。ロマサガ2は俺が1番好きなRPGゲームだからリメイクまじで最高。買うの忘れそうだから、付箋に「ロマサガ」って書いてパソコンに貼り付けた。俺が好きな七英雄のロックブーケが3Dで可愛くなっていた。クジンシーも好き。プロモーションムービーを見たが、何もかも進化しすぎだ。ロマサガ2はラストバトルがめちゃくちゃ熱い。対策を超ガチガチに固めてもやっと勝てるかどうかっていう高い難易度だった。攻略サイト見ないで初見でロマサガ2のラスボス倒せたら履歴書の資格欄に書けるレベルで凄いと思う。ノー勉で国家資格を取るくらい凄い。どうリメイクされるか楽しみ。あとロマサガシリーズの魅力はドロップアイテムの豊富さ。レアアイテムを集める為に敵と何百回も戦うのは俺にとっては全く苦痛ではない。何百回も戦ってレアドロップが出た時の喜びが癖になる。ロマサガは音楽もいいんだよな。伊藤さんは天才だと思う。FFシリーズの浜渦さんと植松さんも好き。聖剣伝説のBGMも好き。昔のゲーム音楽はノスタルジーに浸れていい。8bitのピコピコ音が郷愁を感じさせる。やっぱりRPGは人間の心を揺さぶる。今の綺麗で完成されたゲームもいいけど、レトロゲーにはレトロゲーにしかない味があって良い。


結衣(仮名)、今年の夏は俺とお前で一緒にロマンシングになろうぜ。史上最高の夏をお前に味わわせてやる。暑い夏をぶっ倒していくぞ。家に誰がいようと近所迷惑になろうと騒げテメェら。自宅と書いてダンスホールと読む。やはり大勢で糞まみれになると最高やで。各々なんかの侍になれよ!!! そしてお前さん達は最高の侍になった。


俺はいかにして楽しながら生きるかしか考えてない。人生は心を壊すまで頑張るほどの価値なんて全くないからだ。何歳からでもやり直せる。それが否定されるなら、それは社会が悪い。歩き出した誰かを馬鹿にする人はくたばって風に散ればいい。


アクションしないとリザルトが起きない。俺が何も無い人間なのは何もアクションを起こさなかったからだ。何度挫折してニートに逆戻りしても、俺はまた社会に再臨する。何度引きこもりになっても、俺はまた外出する。幸せになりたいからだ。ロマンシングになりたいから。


終電が終わったから今日は俺のアパートに泊まってけよ。1Kだけど。


1Kと書いたら、ハヌマーンの「アナーキー・イン・ザ・1K」を思い出す。めっちゃ良い曲なので聴いてみてほしい。


ハヌマーンのフロントマンの山田亮一さんは今はバズマザーズというバンドをやっている。TwitterのDMで感謝を伝えたことがある。社会人になって辛い時にバズマザーズとハヌマーンの曲を聴いて元気を出してましたと送った。山田さんのTwitterの通知はオンにしてる。最近、山田さんはスマホが壊れたらしいが、携帯屋に行く気力がないらしい。


たしかに携帯屋に行くのは俺も苦手だ。今は予約制になってるし、時間通りにちゃんと行かないといけない。


ちなみに俺が今使ってるスマホはiPhoneのSE2のレッドだ。多分3年以上使ってるが、まだまだ行ける。透明のスマホケースを使ってて、その中に実家の猫の写真を入れてる。妹が猫を証明写真風に加工した物を俺に渡してくれた。これでスマホの裏を見るといつでも猫の顔を見ることができる。


最近暑くて食欲がなくて、スーパーで買った食材を冷蔵庫の中で腐らせてしまう事が増えた。


食事よりも飲酒を優先してしまうし、飲酒よりも人間関係を優先してしまう。だから最近はあんまりメシを食ってない。


こういう暑くてロマンシングな季節は冷やし中華を食べたくなる。大量の錦糸卵を入れた冷やし中華をこないだ手作りした。料理動画を参考にした。


今は何をするにしてもネットで独学できるからいいよな。粋な世の中になった。個人的に趣味で心理学と語学を勉強してるが、本だけではなくネットやネットコミュニティもかなり活用している。


ちなみに俺が学んでるのは韓国語とロシア語だ。理由は単純で、韓国人女性とロシア人女性と仲良くなりたいと思ったからだ。実際、日本の文化を学んでる韓国人の子と仲良くなった事はある。語学は楽しい。1番上達に手っ取り早いのは、現地の人と声で話し合うことだ。zoomみたいなビデオ通話でも良い。


韓国語は簡単だけどロシア語は俺にとってかなり難しい。俺の友達にロシア語を話せる人がいたけど、その人はかなり努力したんだと思う。でもそれをひけらかしたり自慢したりしないのが、その人のいいところだった。もし俺だったらすぐ自慢してしまう。


ちなみにその人は「ライ麦畑でつかまえて」を全て英語の原文で読んだ事があるらしい。ロシア語に留まらず英語も話せる人だった。トリリンガルは中々いない。


ちなみに、ライ麦畑でつかまえては名作なので、読んだ事ない人は読んだ方がいい。できたら10代のうちに読むのが良いと思うけど、何歳の人が読んでも心に来るものがあると思う。


って書いてたら、いきなりTwitterの通知が来た。ZAZEN BOYSの向井秀徳が今夜テレビに出るらしい。見ようかな。ZAZENはアルバムも今年出したし、武道館ライブも決まったし、最近ノリに乗ってる。


俺はどっちかというと完全なる文系で、理系の科目は本当に嫌いだった。でも心理学は数学的な要素も割と強くて、結構難しい。中学生の数学辺りから勉強し直そうかなと思ってる。


中学の時はテストの成績がクラスで2番目に良くて、勉強を頑張ってれば進学校に行けたかもしれないが、俺は当時からすでに怠惰だったから、自分の家から1番近いという理由だけで高校を選んだ。ちなみに農業高校だった。いっぱい牛とか豚とか馬がいて可愛かった。


荒川弘の「銀の匙」みたいな世界観の学校だった。ピザ釜を授業で作ったこともある。学校で食うピザは美味い。授業でキムチも作った。


俺は高校に入って、野球部に入って、野球部を辞めて帰宅部になったら全てのモチベーションが落ちて不登校になって高校を怒涛のペースでサボりまくった。だから成績もどんどん落ちた。でも現代文と保健体育の成績はクラストップだった。現代文と保健は勉強しなくても元々知ってる事だったから、95点くらいはいつも取れた。


特に保健体育の性に関する範囲がテストに出た時は、98点くらい取っていた。俺は当時からすでにエロかったからだ。教科書なんか見なくても元々知ってる事ばかりであった。男女の人体の違いについて俺はかなり詳しい。


特に俺は生理についてめっちゃ理解がある。でも男が女性の生理やPMSについて詳しすぎるのもキモいだろうから、俺は理解の無いふりをする。女の人も自分のデリケートな話題に触れたくないだろう。キモさを出さないようにさりげなく配慮するのが1番良い。女の人が男の金玉の痛さを知らないように、男の人も生理の辛さは分からないのだ。


小学生の時は、水泳の時に一部の女子が休んでる理由が分からなかったが、中1の時に全てを知って腑に落ちた。


現代文と保健体育だけは高校をサボりまくっててもクソ得意だったが、勉強が要される科目は軒並みゴミだった。本当にテストで0点を取ったこともある。ちなみに俺が0点を取ったのは水土環境っていう科目だった気がする。あんまり記憶がないが、何も分からなくて白紙のまま答案を出して、そのまま0点になって補講を受ける羽目になった。


公立高校だったら全ての科目が0点でも補講や補習さえ受けたら温情で進学や卒業ができる。俺は夏休みや冬休みの補講の常連だった。いつも大体同じメンバーだった。補講を受けた最後のテストの時、シャーペンにボールペンで公式を書いたりしてカンニングした事もある。(良くないですが)


俺がカンニングしたのは、科目名は忘れたけどダムとか橋とか施工管理を扱う科目だった。力学的なやつだった。数学的な科目で色んな公式が出てきて、それを覚える気力が無かったからシャーペンに全ての公式を書いて100点を取って単位を取った。


物理とか生物も覚えることばかりで嫌いだった。俺は覚える努力を一切しなかった。当時から既に死にたいと思ってて、将来なんてどうでもよかったからだ。


「怠惰」とか「死にたがり」っていう性格は、人生を終わらせる病のようなものだと思う。


でも今の俺は、俺にできる範囲で精一杯頑張って女とロマンシングな関係を続けて幸せになりたいと思っている。とりあえず就職してみる。どうせ苦しむのはわかってる。でも俺なりに人生論を色々学んで、ちょっとまた頑張ってみようかなと思っただけ。精神的にも好調だしな。


楽しみも苦しみも、この世に生まれたから感じられる。300000000分の1の確率で俺らは産まれた。それを不幸と捉えるか幸せと捉えるかは自分の心の角度次第。


痛みを知ることを優しさと呼ぶ。ならば、痛みを知るために俺は社会とまた関わってみたい。例えお前とロマンシングになれなくても。






終わり

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