画面越しの恋

【短歌七首】


徐ろに目があう画面越しの君無いはずの記憶がよみがえる


勘違いしてるけど許してほしいだって歌詞がそう言ってるから


真っ直ぐな君に合わせて呼吸する生まれかわったような気がする


今すぐに何処か遠くへ連れてって因果を従わせていく意志で


価値観の数値化なんて無意味だしそんな事よりみかん食べよう


色づいた緋色の季節めぐるたび何度も君に出逢って恋する


永遠に閉じ込めたからいつだって瞳を閉じたなら蘇る瞬間とき









※他サイトでの投稿作品を再編したものです。

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