第28話 入学-クラス分け-
???
《究極技能 キュオラス》
アルティメットスキルの1つ
他人の記憶を自在に改竄する
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魔族の介入等あったものの
無事、入学試験は終了した。
創立100年となる王立魔法学院
最終的な合格者は100名となった。
そして、クラス分けが始まる
クラスはS→A→B→C→Dだ。
もちろんSクラスが試験での成績
上位者が集まることになる。
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Sクラス〜
レオンは教室の1番後ろの席に座り
窓の外を眺めていた。
花音
【はじめまして!私は花音!!
同じクラス宜しくね!】
レオン
【あぁ。俺はレオン。宜しく】
花音
【貴方イケメンね!どこから来】
ガラガラ
天龍
【俺様、いちばん!!!!!!!
あれ】
花音
【ったく。うっさいわね!!!
あんたは3番よ!!!天龍!】
天龍
【うぅ....俺の扱い酷くないか....】
レオン
【ふふっ。天龍君、一緒のクラスだったね。
これから宜しく】
天龍
【おぉ!君は!レオンくんじゃないか!
同じクラスで嬉しいよ】
ガラガラ
コパム
【ちゃすーー!!!勇者参上ーー!ww】
シーン
コパム
【すみません。コパムと申します。
宜しくお願いします。】
花音
【また変なのが来たわね...】
天龍
【コパムくん!宜しく!俺天龍!】
コパム
【ふん!僕はレディしか仲良くしない!】
ガラガラ
万鹿
【だからちゃんと寝ときなさいよって
いったじゃんお兄ちゃん!!
またクマできてるよ!!ばか!!】
倍丸
【わかったって。今日はちゃんと早く寝るから
心配しすぎなんだよお前は】
万鹿
【あ、皆さん宜しくお願いします。
万鹿と申します。】
倍丸
【俺は倍丸。宜しく】
万鹿
【もう!!ちゃんと挨拶しなさい!】
コパム
【好きです。万鹿さん。
僕と結婚して下さい。】
倍丸
【お前殺すぞ?】
コパム
【やってみろ】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
2人の魔力が衝突する
シュゥン
刹那、2人の魔力が消滅する
ノア
【邪魔】
【ノア。宜しく。】
少し空気が悪くなった
バリバリバリバリ ボリボリボリボリ
バリボリバリボリ モグモグモグモグ
孝一郎
【おで..モグモグモグモグ...孝一郎...モグモグモグモグ】
【よどしく..モグモグモグモグ】
花音
【試験中ずっとなんか食べてた人だww】
天龍
【そんなに食べてよく太らないな....】
孝一郎
【よく分からないけど胃には一瞬間
消化されるみたいなんだ。
というわけでみんなもぐもぐ!
間違えた。宜しく!!】
ズゥン
賢次
【こんにちは。宜しくお願いします】
教室内に緊張感が走る
レオン
【すごい魔力量だね。何者?】
賢次
【君たちが低いだけじゃない?】
レオン
【へぇ。楽しみだよ】
たかとし
【こんにちはー!宜しくお願いします!!】
レオン
【どこかで見かけたことがあるような....】
たかとし
【僕もそんな気がするけど思い出せないや
気のせいじゃないですかね】
ハオ
【ここがSクラスか。みんな宜しく
僕はハオ。】
レオン
【ハオくんはじめまして。宜しくね】
ハオ
【えっと、名前は】
レオン
【レオンだ。】
ハオ
【レオン....うっ.....どこかで
聞いたことがあるような...】
レオン
【そうか?はじめましてだと
思うけど。まぁ、仲良くやろう】
光宙
【っととと。遅刻!?おっ、セーフっぽい?
よかった間に合った。僕光宙!宜しく!】
ドンッ
光宙
【痛いっ】
みぃ
【邪魔!!!】
光宙
【何するんだよ君!いきなり蹴るなんて!】
みぃ
【入口で突っ立ってるからよ!!
私はみぃ!!宜しく!このクラスで
いちばん強いみぃよ!!!!!】
万鹿
【お兄ちゃん、あの子痛そう.....】
倍丸
【それはどっちに対してだ...】
ガラガラ
???
【えっと..はじめまして。
僕は榎木夏樹です。えのきって
呼んでください。宜しくお願いします】
天龍
【おいおい、一般人じゃねぇかお前ww】
ノア
【静かにしろ下衆】
天龍
【うい】
女将
【皆様、お初にお目にかかります。
私、イーデルの街で旅館を経営して
おります、女将と申します。
どうぞ宜しくお願い致します。】
みぃ
【あなたあの時助けてくれた!!】
女将
【ふふ。そんな事もありましたね。
宜しくお願いしますね。みぃさん】
ガラガラ
???
【よぉーし。全員揃ってるな?
俺はこのクラスの担任になる
辰馬 光國だ。宜しくな!ガキども!】
ハオ
【先生。ガキどもとは随分な言い方だな。
あんたほんとに強いのか?】
辰馬
【うーん。お前らが100人くらい束に
なったらいい勝負かも。】
天龍
【へぇ。ちょっと試させろよ】
辰馬
【べつにいいがお前らが負けたら
言うこと聞けよ?】
天龍
【なんでも聞いてやるよww】
辰馬
【ったく。赴任初日からめんどくせー
校庭に出ろお前ら全員】
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〜校庭〜
辰馬
【で、ほんとに全員でやるか?】
天龍
【俺だけで十分だろ】
ハオ
【僕もやるよ】
辰馬
【他は?】
レオン
【興味無い。なんでもいいから
早くしてくれ。】
ハオと天龍以外は興味無い様子だった。
辰馬
【じゃあ時間もないし2人まとめてでいいぞ】
パチン
辰馬が指を鳴らすと結界が張り巡らされる
花音
【私の五重の結界より遥かに高い強度....
あの人ほんとに強いわね】
天龍
《闇魔法 ダークブラスター》
ハオ
《闇魔法 ダークキャノン》
2人の闇魔法が辰馬を襲う
シュゥン
辰馬の目の前で魔法が消えた
天龍
【なっ、どういう事だ!?】
ハオ
【魔法が消えた?】
辰馬
【異能って知ってるか?】
2人は首を横に振る
辰馬
【ほらな。ひよっこだろお前ら。
ま、授業で教えてやるよ。
とりあえず俺に魔法は無意味なんだ】
天龍
【そんなの卑怯..がぁあああああああ】
ハオ
【なっ!?見えな..ゴハッ】
辰馬の拳が2人の鳩尾を抉る
2人は意識を失った
倍丸
【ただのパンチじゃないな?】
辰馬
【ほう。よく見てるな倍丸。
だが企業秘密だ。ほら、そいつら
医務室に連れてけ。2時間後に教室で
今後の流れを説明する。遅れるなよ
あと2人が起きたら言っとけ。
そんな幼稚園レベルの魔力操作でよく
合格したなってな。】
辰馬
【あ、そうそう。俺もお前らと同じ
転生者だ。ま、たのしくやろうや】
28話 完
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次回29話 魔力操作
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