第10話 眠りに入る隙間に
忙しい1日が終わり
25時頃に僕は家に着いた
途中コンビニでおにぎりと甘いものを買い
テレビを観ながら食していたら
いつの間にかソファーで寝てしまった様だ
「てんてん、、、」
「てんてん、、、」
二夜連続で桐谷さんの夢を見るなんて
何て幸せなんだろう
本来なら目を逸らさなければいけないのだろうが、しっかりと見てしまった
あの可愛い顔と谷間は本当に眼福でしかない
なんであんな可愛い子が存在するのだろう
「ねぇってばぁ!」
「起きないとチューしちゃうぞぉ!」
夢の中ならチューくらい良いよね、、、
「てんてん、、、疲れてるぅ?」
「ちょっとだけぇ、、、かまってよぉ」
なんか今日も凄いリアルな夢だ
疲れの影響か?
夢だし今日は良いものも見れたし
桐谷さんが居るであろう所に手を伸ばし
桐谷さんの身体を僕の所に抱き寄せた
えっ!
何かリアルすぎない!!
と思いながらも夢を進めていく
凄く柔らかく桐谷さんの香りが舞った
僕は少しずつ力をいれて桐谷さんを抱きしめた
桐谷さんの顔が見たくて
目を開けた、、、
えっ!
桐谷さん!
「ギュッてされちゃったぁ!」
「てんてん、、、強引なんだからぁ」
なんで居るの?
「会いたくなったからぁ!」
「彼女だから良いでしょぉ?」
彼女?
いつから?
「昨日からぁ!」
「覚えてないのぉ?」
覚えてないとか言ったら桐谷さんの事だ
メチャクチャ不機嫌になりそうなので
ちゃんと、覚えてるよ
桐谷さん大丈夫だよ
「良かったぁ!」
「ねぇねぇっ?」
「意外とおっぱいあるでしょぉ?」
「すんごい視線だったよぉ!」
えっ!
「わざと見せたんだもん」
えっ!
なんかリアルと夢どっちか分からないよ!
夢と信じて
桐谷さんを再度、抱きしめて目を瞑り
寝に入る事にした。
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