第9話 付き合った、、、夢の中で、、、
そうして、僕達は夢の中で彼氏彼女となった
たぶん、、、
恐る恐る目を開けてみると
そこには何も変わらない風景があった
そうだよね
夢だよね分ってたよ
こんなにも好きになると夢にまで出てくるんだな
若い頃の好きとこの歳になってからの好きはなんか別物の気がする
この歳になると好きだけじゃ一緒に居られない
相手の事を真剣に考えて一言一言に責任を持たなくてはいけないし相手の幸せと自分の幸せも同時に考えなくてはいけない
若い頃の様に好きと言う感情だけで走ってはいけない
そんな事を考えながら仕事をしていると
桐谷さんの出勤する時間に近づいてきた。
「おはようございます!」
桐谷さん、おはよ!
きょ
「今日も可愛いねぇ!」
「ありがとうございます!」
「着替えてきますねぇー」
(ちょっと意地悪しちゃったかなぁ、凄い寂しそうな顔してたなぁ、可哀想な事しちゃった)
そりゃ
飽きるよね!
控えなきゃ対応に困らせていたよな
うん!
控えよう
この日はずっと忙しくお客さんが途切れない1日だった。
と言う事は桐谷さんともおしゃべり出来ていない事になる!
目の保養をしなくては僕が死んでしまう
桐谷さんが落ちているゴミを拾ってくれている
チャンスだ!
僕は名前を呼んだ
桐谷さん
「はいっ!」
桐谷さんが顔を上に向けるとTシャツの中が見えてしまっている
ほんの少しの胸の谷間がなんとも堪らない眼福となった!
胸の谷間も上目遣いの顔が堪らなくエロく暫く言葉が出てこなかった
そろそろ上がりの時間だから
あそこのテーブル片付けあらあがろうね
「はいっ!分かりました!」
そう言って彼女は
片付けを終わらせて帰っていったのだ
目の裏にはあの桐谷さんの姿が焼けている!
何て幸せなんだ!
残りの時間、頑張れる気がする!
(てんてん、喜んでくれたかなぁ?)
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