第5話 妄想重症

「のの、てんてんの彼女になれないのかなぁ?ダメ、、、?高校生だからぁ?」


そう、僕が好きになったのは桐谷ののさん

もう直ぐ18歳になる女子高生だ

日に日に大人になって行く年頃もあって本当に飽きない、子供ぽっい所もあったり急に大人ぽっい一面を見せたりと

可愛いから始まり内面の良さ

たまに見せる少し暗い表情

これについては何か聞けないでいる

聞いてはいけない気がしてる


「てんてん、、、」


寂しそうな声で呼んでいる桐谷さん


桐谷さんそのてんてんってなんなの?

「店長だからぁ、てんてんにしたのぉ!」

「やだぁ?」

嫌ではないけど

仕事中もそれで呼ぶの?

「いいのぉ?」

嫌だって言ったら言わない?

「彼女にしてくれたらいわなーいぃ」

桐谷さんそれは本気で言っているの?

「何でそんな事、言うの?」


桐谷さんが少し怒った表情を見せた


そりゃ言うよ、当たり前じゃん

僕が桐谷さんを幸せに出来ると思う?

30も離れていて

先に死ぬのは僕だし

死んだら桐谷さんを長い時間1人にさせちゃうよ

こんな魅力溢れる桐谷さんの時間を潰すのは僕は嫌だよ

「幸せにするとかしないとか、店長が決める事じゃ無いもん!ののが幸せならそれは幸せで、ののが決める事だもん」

歳が離れてなければ僕だってちゃんと告白して彼女になって欲しいよ好きだから

でもね、好きだけじゃダメな場合もあるんだよ

「なんでぇ?そんなに言うのぉ?」

もう、僕は好きを越して桐谷さんを愛してしまっているから、愛しているから彼女には出来ない幸せを心の底から祈っているから

「のの、じゃだめ?」


うっ!

上目遣いの桐谷さん可愛過ぎる

手を出したい!

でも、ここで手を出してしまったらいくら合意があったとしても未成年で高校生

犯罪?

いやいや犯罪ではないのか、、、

なんか、よく分からない

真剣な会話をしているのに僕の下半身はびっくりするくらいに元気だ

もう、仕方ない桐谷さんが可愛い過ぎるんだから













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