第148話 メイドの仮名!
総料理長と料理人達は、俺達に挨拶して来る。
「師匠達お揃いで本日も宜しくお願いします、特に大師匠がいると言う事は新作が出るんですか?」
誰が師匠で、大師匠て誰の事?
「新作よりも、まずは朝食の片付けね、残った物で味見してみて、美味しいわよ」
メイドA(当年12歳前世55歳)が、指示する。
「はい、味を研究させて頂きます」
そう言って奥に4人で入って行く、俺の店だけどね!
「おはようございます、ええと私はどの様に呼べばよろしいのですか?」
「私達はメイドで宜しいですよ」
メイドB(当年15歳前世35歳)が言ってくる。
「お兄さんは、私達はご主人様ね、本当は旦那様て呼びたいけど!」
メイドC(当年18歳前世33歳)が願望を言う、この5人の中では年上だ。
「それはお楽しみに取っておいて、副騎士団長さんがどの様にお兄さんを呼ぶかよね?」
メイドD(当年13歳前世45歳)が言ってるけど何が楽しみなんだ?
「まあまあすぐに旦那様呼びよね、今はご主人様でいいんじゃ無いの!」
メイドE(当年16歳前世30歳)が話を締める。
「でもその格好で、店の中で動かれてもうるさいし、重圧感があるから着替えさせましょう」
メイドDが言うと。
「副騎士団長さん朝の訓練は消化して来たんですか?」
「あゝ、はいして来ました!」
「して来たってさ」
「なら汗だくですし、お風呂に入れましょうか?」
「ええそれで着替えてもらいましょう!」
「ならレッツゴー」
副騎士団長は手を引かれ後ろから押されて、店に入って行く。
風呂を入る人がいるんじゃ、中に入りずらいね。
そして軒下のテーブルの椅子に座って、館と城を行き来する人を見ている。
中には俺に近づきたいんだけど、周りに誰も居ないので、声をかけずらいみたいだ。
そして、中から声がしたと思ったら、副騎士団長がメイド達に連れられて外に出て来た。
「お待たせしましたお兄さん! 貴方の為に私達メイドが騎士団長の贈り物を磨いて参りました!」
「ほらほら頭を見てリボン付きよ!」
長い髪をポニーテールにリボンで縛ってある。
「ええと可愛いですね!」
副騎士団長は顔を赤らめて下を向く。
「そして、このスカート私が縫い直してデザインを変えてあります、どうぞご覧ください」
メイドが左右からスカートの裾を持って持ち上げる。
「きゃー何をするの貴女達!」
可愛い声だね副騎士団長さん、更に顔を赤らめて!
「騒がない、はい横をお兄さんに見せてあげて!」
赤くなりながらも半分横になる副騎士団長。
「はい、この様に太ももにナイフを装備して要人警護にも対応してます」
「はい副騎士団長さん、反対の方を向いてください」
今度は反対側の太ももを見学。
「こちらにもナイフを装備してますので、二刀流で対応させています、特に利き腕の右側は、クナイも2本装備して投げてもよし受けてもよしとなってます。
そして最大の改良は、この下からしか履けないショーツを紐パンにして、殿方の着脱を楽にしてます」
言った後に、紐を引っ張るメイド、下着が落ちる瞬間一緒に座る副騎士団長。
そして落ちたショーツを持って。
「馬鹿!」
俺をショーツを持った手で殴りまた店の奥に!
「ええと、とりあえず注意して来ます、しばらくお待ちください」
そしてメイド達も奥に戻って行く。
「うーん金髪は金髪だね!」
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