第136話 スキル死者蘇生!

侍女長と騎士団長の尋問は、王女様が風呂を出た所で終わる。


王女様の大岡捌きで終わり。

「好きな時にお兄さんにやって貰えば良いだろう、何事も体験ですよ!

それと朝食よろしくねお兄さん」

カオリのジャージを着た、色っぽく無い王女様はメイド達を連れて屋敷に戻っていく。


俺はそこからパンを作る準備をする。

ドライイーストからパンを焼く、ただメイドの1人がリンゴ酵母だけで無く、乾燥レーズンからでもできる事を教えてくれる! 全くこの5人の若いメイドは知識豊富だ。


そしてパンを焼く間にも酵母を作る瓶を殺菌したり、その他の事も順次進めていく。

そしてトイレに行った時、ステータスを確認する。

75、古代魔法を使う1回(死者蘇生一回限り若返りの特典あり)

76、古代魔法を使う2回(死者蘇生リセット)

77、古代魔法を使う5回(死者蘇生一回限り若返りの特典あり)

あれ増えた。

78、古代魔法を使う10回(死者蘇生リセット)

79、古代魔法を使う50回(死者蘇生魔法取得※まだ条件が合いません)


この古代魔法は、何を持って取れるんだろう?この建物の出し入れだろうけど50回も出し入れするだろうか、此処に住んだらもう仕舞わないよね。


今現在2人を蘇らせる事が出来る、もう1人は一体誰なんだ?


そしてトイレから出て、どうすれば1人になれるか考える。

此処の店は狭い、ならばお城の方に引っ越すかな!


色々と思案中で、パンを焦がしてメイド達に怒られる、黒パンは嫌だとさ!


そして午後はまた執務室でお手伝いでお勉強中!


教えると言って手伝わされて賃金無し、どんなブラック企業だよね。


そして俺は王女様に告げる。

「なぁ、よかったら此処のお城に住んで良い? 城に泊まるなんて前世では出来なかったからさ」

嘘でもなんでも、1人きりの時間を作る事を考える。


王女様はジーと俺の目を見て来る。

「顔も目も逸らさないなら、嘘では無いんですね! なら許可をするけど何人かは護衛につけるからね」

護衛と言うよりは監視だろうね、でもどうにかして1人の時間を作ってカオリを蘇らせる。


そして、護衛&監視はメイドさん5人(いつもの若い世代)と、何故か副騎士団長と騎士2人?此処は騎士団長じゃ無いの。


「まあ妥当な人選だね、これなら浮気は出来ないだろうからね! 私もまだ書類追加が来てまた徹夜だから、ベットは1人で寝てくれ!くれぐれも問題を起こさないで下さいね」

そして夕食を終えて風呂に入って、王城の最上階に来る。


「お兄さんの部屋は1番奥の所です、入り口に騎士さん達が見守ります、

私達は、中のお付き部屋にいますので、夜伽の際には声をかけてください」

1番若いメイドさんが説明してくれる。


「貴女は若いからダメよ流石に!」

「早々これは年上からよ!」

「賛成!」

若い方でも年上が言うと、最年少の2人が抗議!

「そんな事は無いはずよねお兄さん!」

「そうです、年齢制限解除してください!」


「全員この部屋で寝てくれ、俺はのんびりと一人寝するからね!」

俺はやんわりと諭して、そして奥の部屋に入ると鍵をかけて就寝のフリをする。


アイツら早く寝ないかな!


そして夜はふけて行く。




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