第135話 性癖がバレる!

翌日、嫌がらない彼女にエロアニメの様な行為をしてしまった。

此処にある縄や紐は隠さなくては!他の人に伝染が怖いからね。


でも王女様の体には痕跡がある、風呂に入れば血行が良くなり消えるだろうか?


「おはよう御座います、ご主人様」

何故か三つ指ついて挨拶する王女様。


「昨夜はごめんね、無理やりあんな事やこんな事してさ」

顔を赤らめる王女様。


「いえよろしいんですよ、自分の事をしらなかった!それが分かっただけ良かったです、これに貴方の性癖もですよ、フフフ」

良い事か悪い事かどちらだ!


ドンドンとガラス戸を叩く音が聞こえる。

「2人ともいい加減に起きてください、朝ですよ!」

声の発信源は侍女長さんだ、俺は洋服を着て、店の方に行く。


「起きましたか、開けて下さい!王女様の朝の準備をしますからね」

ガラス越しに俺に話しかける侍女長さん。


「いや待ってくれるかな、後10分後に来てくれるかな? 王女様を起こしておくのでね」

ガラス越しに俺も抵抗する。


「それも私達の仕事です、開けなければ強行手段に出ますよ!」

何故か怒り気味の侍女長さん。


「何それ? 此処は破壊出来ないよバリアー完備だしね」

俺の言葉に侍女長は考える。


「おかしいですね、余りにも扉を開けない行動、何かを隠しているのですか! もし王女様に何かあれば大変な事になりますよ!」

侍女長さんの言葉に、小心者の俺は慌てて鍵を開けてしまう。


そしてガラス戸を開けて半身を店に入れた侍女長さん。


「ひっかかりましたね、お兄さんなら開けると思いましたよ! さあ貴女達は王女様を起こしなさい」

入って来たのは、あの年下のメイド達。


「起きて下さい王女様、キヤー」

お好み焼きコーナーに入った1人のメイドが声を上げる。


「傷が、傷跡が、縄の跡がウググ」

俺は慌てて中に入って、メイドの口を塞ぐが時遅かりし! その後にみんなが入ってくる。


外で声を聞いた騎士団長もだ!


「何をビックリしているの、私はお風呂に入ります、誰か来なさい!」

周りを見渡し王女様は一言命令して奥の風呂に行く、一緒について行くメイド達。


そして侍女長は俺を睨んでいる、騎士団長もだ!

俺は素直にお好み焼きテーブルの上で正座する。


「色々と昨晩はあったでしようけど、本当に此処にある物でしたのですか?」

侍女長さんが縄を持ちながら聞いて来たので、一応は返信を返す。

「ええと、そうですね」


「何!快楽で自分が何を王女様にしたか覚えて無いの、一国の王女を縄で縛って屈辱した癖に、私が成りたかった」

何を言っている侍女長さん、そして騎士団長は俺に掴みかかる。


「この役は私があの時だったら先なのに、くっ殺したかったんでしょう! 何故しなかったの!」

やはり性癖がおかしい人がやはりいたよ!類友だね。


「何を考えてます、今夜の事ですか? メイド服をお求めですか?」

それを見た侍女長さんは、俺を引き剥がし参戦。


「違うよねお兄さん!お兄さんは騎士ズバリ鎧でくっ殺ですよね!」

反論する騎士団長さん。


侍女長と騎士団長はオデコを突き合わせて、目がバチバチに睨み合っている。


俺はその隙に、そーと外に出る、外には副騎士団長さん。


「また君がいる時に悲鳴が聞こえたが、中で何をしているんだ?」

この人だけは、俺はまだ手をだしていない。


「何も無いですよ副団長さん」

それでも不審な俺の行動が何かに触れるらしい、剣の鞘に手が止まっている。


「副団長、何も無い! 外でそのまま警戒しておけ此処に全員いるからな!」

「はい騎士団長、引き続き警戒任務を続けます」

そして副団長は走って店から離れる。


「あの子も困ったものね、全然男っ気無くてあの時も1人で寝ているんだから!」

「さあお兄さん事情聴取再開よ、中に入りなさい」

2人に連れられて店にまた戻る。


どうすれば良いんだ昨晩の俺、反省しろ!






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