第122話 領地のお仕事!
夜は夜で色々と有ったけど、俺の立ち位置は決まった!
朝起きて店を午前中は空けて商売をやる、午後は王女からこの先向かう領の勉強だ!
講師は王女と侍女長と騎士団長、補佐はサブマスとメイドを交代に付ける。
後は夜寝るだけ!
「休みは無いの?」
「あるわけないでしょう、王族は常に常時戦場よ!」
そんなブラック企業は、有るかよと言いたい!
「その内に覚えれば、少しは時間に余裕が出来ますよ、早く覚えましょうね」
王女様よりも侍女長さんが優しい。
「ずるいわよめぐみさん、お兄さんの憩いになって絶対にそっちに行くでしょう!」
「あらお兄さんの本当に好きなのは、大公様が最初に発見した熟女物よ絶対、金髪の西洋ロリでは無いわよ!」
王女様と侍女長さんの睨み合いが始まった。
「あら屈辱系の騎士かもしれないわよ、くっ殺好きだし私は縛られて吊されても良いけど」
「何ですかそれ」
変な事を言ってくる騎士団長にサブマスさんは目を見開いて聞いてくる。
「貴女は知らなくて良いのよ、変幻の魔法を解いたら貴女の勝ちかもしれないから」
「変幻の魔法を解くですか、魔石が壊れるか亜人国に帰らなければ戻れませんけど!」
やはり解く鍵は亜人国、俺も一度は行きたいね!
「あれ〜何の話をしてたんだっけ?」
「お兄さんの性癖よ、変態アニオタの性の中心は何なのかよ」
「違うぞ、休みの話だ!週休2日を求める」
思い出した俺は要求を出す。
「あげても良いけど、此処にレンタルショップもマンガの書店も無いわよ、増して秋葉原なんて無いからね!関西の日本橋もよ!」
「デッキもテレビも店にあるけど、そもそものDVDもブルーレイも何枚もないでしょう」
「スマートホンも元の配信無いしね」
「コスプレ大会やるにも、この世界にあちらの技術は無いし、布も無いわよ、お兄さんの店の物が1番良い物だからね」
アレを切ったりして加工したら、お母さんと妹に俺が死んだ後に、何を言われるか分かったモンじゃ無い!加工はやめておこう。
それにしても、何も無いのが分かった、遠い昔の田舎だね、吉幾三の歌の世界だ、何にも無いだね。
「それと特別に、いつ女性としても
あれえ〜王女様どんな心境の変化?
「お兄さん、王女様は帰れば大公様がして来た事を引き継ぐのよ、恐らくは最初の3ヶ月は寝る暇も無いんじゃないかな、まあ激務ね」
俺の相手をしている暇は無いと言う事ね、ハイハイラッキーだね!
「なんかその喜びようは何かな、大体カオリさんが復活したらどうなるのかな!」
「何もきっと変わらないよ、アイツの命令で皆んな俺としているんでしょう!絶対に中止は無いね」
俺は胸を張る!
「そうよね、でも私達転生者以外としたらどうなるかしら!カオリさんの許可は有ると思う、私達を大切にしていた人よ、それは浮気イエ反逆行為よ!」
「え〜サブマスと領主の娘さんの事?」
俺は変に思い聞いてみる?
「そうよ異世界の人達よ、それはどう思うかしら!」
「どう思うって?」
・・・やってしまった物は戻せない、ここは開き直るとしよう!
「いつ生き返るか分かるものか、その頃には人数が良すぎて収拾出来ない状態にしてやる」
そんな俺の宣言に。
「浮気宣言よ!地下牢に閉じ込めるわよ!」
「まあまあ蘭ちゃん痴話喧嘩は犬も食べないのよ、落ち着いて」
「だってメグミさん、これって完璧に浮気しますって言っているのよ!」
「まあまあ監視の目を逃げれないわよ、お兄さんに言って置くけど私達が認めない者としても良いけど、その人に会うのはそれきりだからね」
「なんの事だ?」
メグミさんは首筋に親指を当てて左右に振る。
「お分かり、邪魔者は排除するから、くれぐれも私達が認めない者としない事、相手が不幸になるからね!フフフ」
うわ怖え〜メガネかけてたらレンズ光っていたかも、俺チビったかもしれない!
普段優しい人が怒ると、とことんまでやるんだ、少し反省しよう!少しね。
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