第117話 あゝ遂に童貞と!


2・3名が外に行き、何かを手に持ち戻って来る。


「何で縄を持って来るんだ?」

「あら逃亡の阻止の為ですよ、足の痺れが取れるとまた逃げるかも知れないのでね、良いですか乙女達が待っているんです、キチンと自分の使命を果たして下さい、まず上半身脱がして真ん中の通路に寝かせて手をテーブルの足に縛り付けましょう」

その言葉に、メイド達が俺に群がって来る。


抵抗したいけど、したくない自分がいる。

そんな事を考えていると、上半身がテーブルに縛られてしまった。


「では次、下半身を脱がして、足をテーブルの足に縛りましょう」

「待て待て本当にやるのか、待ってくれ!」

騎士団長は頷き、年の若いメイド達にズボンもパンツも脱がされる。


「はい恥ずかしがらずに足を固定してね、まぁ立派ね」

不味い俺にMは無いけど、周りのメイド達に悪戯されていると思うと、下半身が変化して来てしまった。


「うん、少し大きいかな、まだ私の体じゃ無理かもね」

「貴女達キチンとみておきなさい、これがこれからの相手なんだから!」

「そうそう、固そうだけど、後は持久力がどこまであるかね!」

「試したいけど、私もまだ無理かな」

「私は行きたいけど順番は王女様よね」

「でも一回抜いてあげる、コッチに来て抜いてないと貯まっているかもしれないしね」

「なら手にする口にする?」

「私は胸でしてみたいな、ローション無いんだここは」

「今ボディーソープはお風呂使っているし、何かいい物ないかな」

「面倒よ口でやってしまいましょう」

若い方のメイドさんが、俺の下半身をパクリ。


「では私は顔の前に、パンツを脱いでて」

俺の顔に下半身を押し付けようとした、メイドが立ち上がる。


「どうしたモゴモゴ、何もモゴモゴ」

俺の下半身を口に入れていたメイドが。

「痛え、噛むな俺の大事な物を!」

メイドの方を見ると侍女長がみんなを睨んで居る。


「騎士団長、何をみんなにさせている!」

「逃亡の防止です、それと事前準備と考察です、将来の為にね」

騎士団長は笑っているが、侍女長は怒り気味!


「ともかく、監査役以外は外にいなさい、日の出まではここに入る事を禁止します、馬車かテントで過ごす様に、前のテーブルも許可します!

では行動」

侍女長は俺に話しかけて来る。


「仕方ないですね、あの人数の女性を待たせたお兄さんが悪いんですから」

何げ無く下半身を触るな侍女長さん。


「では王女様こちらに来てください」

台所の方からタオルに身を包んだ王女様が来る。

俺の顔の上の方には若いメイド5人組と侍女長に騎士団長にサブマスも残っている。


「ではタオルの真ん中を切ってアソコにかけて」

何故か手際の良い若いメイドさん。


「では不本意ですけど、殿方の上で腰を下ろしてください王女様」

「本当にするの、明日でも良いのよ」

「グズグスしないのです! 後が使えてますから」

「後って?」

「私ですけど何か問題がありますか?」

「無いけど情緒と言うかもう少し雰囲気が欲しいけど?」

「王城でしてこなかったのが悪いんです、もう外で夜空を見ながらしますか、なんなら全員の前でも良いでよ!」

「分かったわよ、覚悟を決めるわよ!ごめんねお兄さん責任は取るからね」

おーいどっちのセリフだよ!


そして蘭ちゃんと俺は一体になった。

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