第17話 増えた業務用冷蔵庫!

翌日目が覚める、全く何時もこの状態!

お嬢様とメイド達が何故か俺の横で寝ている、お嬢様とスージーは俺に抱きついている状態。


夜はキチンとタオルで境界を作っているのに、朝には何故か側にいるんだからどれほど寝相が悪いのか分からない!


それよりも朝は台所に行かないといけない、2人の手を上手く退けて起こさない様に台所に行く。

途中にドワーフの娘や、女騎士さんと文官さんも新たなトラップとして周りに居る。

俺は女の子ホイホイかよ。


心改めて台所に行くと、ありました冷蔵庫と冷凍庫中身も有ります!

そして勝手口の外に出ると空の業務用冷蔵庫と冷凍庫も有ります。

やはりこの家から出た物は全て新しくなる事が分かった。

そして賞味期限も新しい物は更新されている。


もう一つの課題、この外に置いた空の冷蔵庫の中身が増えるかだね!

コンセントを繋いで、空のまま業務用冷蔵庫を始動する、冷凍庫は取り敢えずコンセントを繋いでそのまま放置中の食材をいくつか朝食用に持って行く。

後は明日この中の飲料水が増えていたら室内の業務用冷蔵庫をまた外に出して冷蔵庫を増やす計画だ、コンセントはまだ家の中にあるので何台かは増やせるはずだ!


朝食はレンチンでみんなに配る、焼きおにぎりや冷凍チャーハン、お好み焼き、たこ焼きなど少し味の濃い物を配る、一度コンセントを抜いたので早めの処分、追加は新しい冷凍庫にあるので補充も間に合う。


「どうですか、この様な食べ物をこのテーブルで作る事が出来ます」

チャーハンやお好み焼きを実物を見せて説明、何時もお嬢様にこのテーブルの使い方を聞かれていたのでこれ幸いと冷凍食品を解凍して温めてそれをテーブルに広げる。

流石にたこ焼きの鉄板は無いので、温めて説明だけする事に。


「美味しいです、こんな所で調理出来るなんてね、他には何かできないんですか?」

肉を少し解凍して鉄板焼く肉を作ってステーキソースをかけて食べさせる。

今回お中元ギフトが色んな種類があり本当に助かる、お中元制度様様だね!


これにもお嬢様は、喜んで食べてくれる。

「なら今度魔物肉が手に入ったらこちらで焼く事にしましょう、楽しみだわね!

正しマサシ様!此処で商売はダメですよ、中の事がバレますのでね、あくまでもお店だけです。食堂は開放しないでください、お願いします」


確かに中の酒などが盗まれたならかなりの損害が出るし、勝手口からの侵入も危ないのでお嬢様の意見に同意する。


そして外の業務用冷蔵庫と冷凍庫はドワーフ親子が、囲ってくれた。

外からの盗みを防ぐ為と情報の流失の阻止のためだ。


よく見ると、家の外には外部コンセントが四方にありそこの場所も全て囲う様にしてくれた。

感じとしては渡り廊下を家の周りに作って、勝手口のドアから直接倉庫に行く様にしてくれたので、ドワーフ親子に焼酎をコップ一杯夜の食事時に渡したら喜んでくれて、直すところは無いのかと催促をされてしまった。





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