序章 登場人物紹介
「『正義』の名のもとに」
【アルラズ】
序章の主人公。
炎神の眷属。
正義執行機関「瞳」、序列第三位。
外見年齢は二十代前半くらい。新雪の積もった平原のように白く瑕疵のない肌、紅色の双眸、淡い金色の短髪が特徴の、美貌の男体をしている。服装はかなりラフ。
軽やかな振舞いから「飄々とした自由人」といった印象を与える。空間操作系魔法のエキスパートで、武器は携えていない。
聖都の礼拝堂を訪れた少女、シエラ・バーンネルを炎神が一瞥したことで、罪人「闇を泳ぐ魔物」を捕らえる為、ミガーネの街を訪れた。
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「誰よりも優しかったお母さんが、悲しむ顔は、見たく、ない……」
【シエラ・バーンネル】
アルラズの依頼人となった、ミガーネの街で暮らす十四歳の少女。
春の晴れ空のような蒼色の瞳が、真面目で勝気な性格を映している。栗色の髪はいつも左右できっちり三つ編みに結っている。
ある「不公平」に苦しみながらも、母親のアマレアと二人、清く生きてきた。
しかし唯一の肉親であり、最愛の人であった母親を「闇を泳ぐ魔物」に殺められたことで、犯人を捕らえ正しき裁きを与えて欲しいという願いを抱き、養父になってくれた老神父とともに聖都を訪れた。
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「ゔおんゔおんゔお〜ん、我が友よお〜!」
【ユーデル・マーガン】
ミガーネギルドに所属する登録戦闘員。巨躯の大斧使い。ギルド併設の酒場でひとり自棄酒を呷っていたところ、アルラズに出会う。
「闇を泳ぐ魔物」の一件でシエラと知り合い、家族ぐるみで親交を深めることになる。
アルラズの助言から、新しい櫛を妻にプレゼント。口喧嘩は日常茶飯事だが、何だかんだで妻とは上手くいっているようだ。
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→「第一章 月に似た双子」へ続く
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