第6話 通りすがりの冒険者!
グァァァァァァ!
「チィッ、これでも喰らいやがれ!」
「ガァァァァ!……」
「…倒したのか?……」
「いや…まだ奴を完全には倒してはいない!…………!?気をつけろ…後ろだ!」
「ガァァァァッ!!」
「クソッ……こんな所で俺たちが…殺られてたまるかァ……みんないくぞ!」
「ふんッ、しかたがないのぅ!ホレ!ミイナも戦うのじゃ」
「……え〜、もうしょうがないなぁ…今回だけだよ!……。」
「あなた達は、ほんとうに、まったくでもこれこそが、私たちらしいじゃないですか!……フンスッフンスゥ!!…」
「たしかにのぅ!お主の…言うとおりじゃな……ふふ久しぶりの戦闘じゃ!腕が鳴るのう!…」
「……そうだね、いつぶりだっけ?」
眠そうな少女が、そんな疑問を仲間に問いかけると……高貴そうな女から「……私もわかりませんわ…」と返ってきた!
「では、そろそろ戦うかのぅ」
「……うん」
「ですわね!」
「あの…俺がリーダーなんだけど」
「「「うるさい!!」」」
「……はいすみません」
「……………ガァァ?ガァー」
「うるさいのぅ……ほれっ」
「ガァァ!?」
「ほぅ、これを避けるとは…なかなかやるわい!でも…」
「うん!…よい…しょっ!…えいっ…」
「グキャァァ……」
「ん…まだ元気…」
「やっと私のばんですわね!……」
ここまで三人が、攻撃を立てず手に…龍に食らわしているが、なかなか倒れずにいた…
「……ガァァァァ!!!!」
龍は翼を広げて…逃げようとしているではないか!…そんな事を…俺が許すわけないだろう!だがそっちがその気なら……
俺は…飛び去る龍の…背中めがけ…
「ウイングスラッシュゥゥゥ!」を打ち込むのだった。
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