第4話[堂々と部屋入ってくるじゃん]

修斗「まぁ、うん、家に居るのは分かったし、今日泊まるのも分かった、でもね?」

修斗「俺の部屋な必要は無いよね?空き部屋あるよね?おかしくない?」


なんで結奈がここに居るんだ?

空き部屋は隣にあるぞ?

なんで俺のベッドに結奈が居るんだ?


修斗「あの……結奈さん……俺の隣の部屋空き部屋なんで使ってもらってもいいんですけど……なんでここに居るんですかね?」

結奈「え?なんでって、修斗の部屋だから色々と物sう"ぅ"ん"!久しぶりに修斗の部屋見たかったから!」

修斗「なんか変なこといいかけてなかった?」

結奈「そんな訳ないじゃん〜☆」


帰らせる時色々と物減ってないか確認しよ…

取り敢えず風呂入らなきゃ……

俺は座っている椅子から立ち上がり、結奈に「風呂入ってくる」と言う、そして何故か結奈は「私も入っていい?」と確認をとる

ダメに決まってるので却下した

結奈は「なんでぇ〜!」と俺に抱き着きながら問うてきた、なんでもクソもあるか!


結奈「ぐす……昔は一緒に入ってたのに…」

修斗「それは昔だろ……」

結奈「今はダメなの?」

修斗「結奈さんそれはいろいろとガバガバすぎるって……」


もう色々と面倒くさくなってきたので

半ば強引に風呂に入ることにする

それと結奈に「覗くなよ」と伝えとく

コイツならやりかねん……


結奈「…うぐ……ウン…」


やるつもりだったなコイツ

俺は取り敢えずスマホと着替えとバスタオルを手に持ち、お風呂に入る


シャワー「ジャァァァァァァァァァァwwwwww」

修斗「ふぅ〜、やっぱりシャワーは良いなぁ、心を綺麗にしてくれる」


やっぱり、心を綺麗にしてくれるシャワーが好きだ、心の淀みが取れていって、神聖な俺になっていく感じがする、やっぱりシャワーは心の汚れを取る魔法の機械だったんだな


外で独り言を聞いていたよしひこ「(体も綺麗にしろ)」


俺は心と体を綺麗にし、シャワーの威力を少し弱める、肌荒れしちゃうからね


シャワー「お前前までそんなん気にしてなかっただろ急に色気づくなバカが」


まぁそんな事を思いつつも、取り敢えず体を綺麗にする


結奈「やっば!!!」


すると、ドアの向こうから声がする

結奈の声だ、なんかヤバいって言ってる

なんかあったのか?と思いながら、取り敢えず結奈に何があったか確認するためドアを開ける


修斗「どうした〜結「あ」

よしひこ「(コイツお前の服嗅いでたぞ)バフ」


そこにいたのは、俺の服を嗅いでいる結奈が居た、俺は取り敢えず「母さん、警察呼べる?」と叫ぼうとするが、その前にゆなに「わー!」と叫ばれ、俺の声は母さんには届かなかった


取り敢えず結奈のアリバイを聞こうと思い

「なんで服嗅いでたんだ?」と結奈に聞く


結奈「すっごい修斗の匂いがしたから、私の本能が嗅げと命令してきた」

修斗「警察に突き出していい?」

結奈「修斗も来てくれる?」

修斗「裁判くらいには立ち会ってやるよ」

結奈「いや獄中」

修斗「行かねぇよ」


結奈がまた「なんでぇぇぇ!」と駄々こねる

取り敢えず結奈は後で閉め出すとして、俺は結奈を洗面所から追い出し、そのまま続きのシャワーを開始した

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