第4章 就職
学校を卒業した後、2〜3年横浜で働いた。
沖縄の海が恋しくなり沖縄に戻ることにした。
久しぶりに帰った私は、空港近くの瀬長島に行った。今まで普通だった景色が違って見える。
私 『沖縄の海は…凄い。何て綺麗なんだろう!風も、匂いも沖縄だー』
離れて分かる故郷の素晴らしさを体で感じていた…
海を見ているとあの時の眞栄田岬の光景を思い出す。
私 『そうだ。ダイビングやるなら、働けば良いんだ!』
そう思いダイビングショップの求人を片っ端から調べ数ある求人の中から大きめの会社を選んだ。
合否は2〜3日後と言われた。
その晩地元の友達を誘って“就職祝”と称して居酒屋にいった。(合否はまだなのだが…)
それから私にはどうしても食べたい物があった。
それはグルクンの唐揚げだ!グルクンとは沖縄県の県魚で和名タカサゴと言われ、味は鯵に近いと思う。(ダジャレではないよ)
刺身は脂が乗ってネギトロのような味わいがあるが、新鮮じゃないと食べられないので漁港付近に行かないと食べる事が出来ない。
地元の人も好きで良く食べるが、一度沖縄から離れると、沖縄そばとグルクンの唐揚げはそれ以上に好きになる!
多分、私にとってのソウルフードだと思う。
そんなこんなで2〜3日が過ぎ電話が掛かってきた。
私 『は、はい、あ、ありがとうございます。宜しくお願いします。』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます