第5話 乳児の事情、考察しちゃってます

さて、天使級10589号さんには、「早く死ね!死ねば自分の反省タイム終了になるんだ!」ということを非常に丁寧な口調で言われて、ちょっと嫌な気分になった織田信行さんとこの嫡男、坊丸です。


天使級10589号さんからもらったデータで、いくつかわかったことがあるので、まとめたうえで考察する。

うん、どうせ、乳児だしね。おっぱいタイムと眠眠タイム以外は特にやることないし。

あ、顔を覗き込まれた時はできるだけ笑顔で愛想ふりまきますよぉ~。愛されること大事だしね。


で、わかったことまとめと考察。


壱)信行父さんが信長伯父さんに謀殺されるのは3歳の頃。


この時期だと、大人に2-3歳児の意見なんぞ聞いてもらえるはずないので、信行父さん謀反からの謀殺のながれは回避不可能。ここは、謀反や謀殺の防止はスルーして、信行父さん死んだあと、信長伯父さんに自分は許してもらう流れに乗るのがいいだろう。


弐)桶狭間の戦いは5歳の頃。


どんな環境で桶狭間の戦いを迎えるかイマイチわからないけど、何か関われるなら関わる。そして、自分に何らかの才能があると信長伯父さんに思い込ませることができれば、織田家家中のなかですこしはいい立場になれるはず。きっと、多分。出家とかさせられたりしたら無理なんだろうけどね、史実だとどうなんだろう。


史実を知ってれば簡単なんだけど、天使級10589号さんは信澄の人生についてダイレクトに聞くと教えてくれない感じなので、搦め手から聞く方法を考える必要がありそうだ。


取り敢えず、今は成長することと周囲の把握が優先だな。後、身の回りの状況把握。視覚や発声、動きの発達は乳児の正常発達に引っ張られるてるけど、聴覚は乳児期から発達しているからね、主に聞き耳を立てる感じで。


そして、体は乳児でも知識や思考は大人だから聞こえたことを元に色々考える。ていうか、考えたり、知識を使わないと、段々と知識や思考も乳児の体の方に引っ張られてしまいそう。よし、聞こう。そして考えよう。へっへっへ、じつは耳年増な乳児なんだぜぇ!って違うか。


乳母の人は「たえ」さん。やや低めのしっとり落ち着いた声の人。いつもおっぱいもらっている人だしね、美人さんだと良いな。


母親は「たかしまのつぼね」さま。でも、乳母の「たえ」さんは「よしの」さまって呼ぶことあり。男の人たちは、尊称なのか「たかしまのつぼね」さまって呼ぶ。身の回りにいる女性陣は「よしの」さまって呼ぶ。春日局の本名がお福さんみたいなことなのかも。そういうことで自分を納得させよう。うん。すこし高めの声でよく声が通る人。きっと美人さんだろう。


「おせん」ちゃんと「おみつ」ちゃん。母親の「よしの」さんの侍女や「たえ」さんの補佐をしてる娘さん?だと思う。「おせん」ちゃんは明るくよく笑う娘。ただし、時々、ミスして怒られているので、俺の中ではドジっ子認定している。「おみつ」ちゃんはゆっくりしゃべる娘。ミスして怒られることが「おせん」ちゃんに比較してかなり少ない。ゆっくりさんだけどしっかり者なのだろう。俺の中で拙速ドジっ子の「おせん」、巧遅の「おみつ」と認識している。


この4人がいつも身の回りにいる人。そのほかはほぼ毎日一回はやってくる信行父さん、4-5日に一度やってくる「わだ」さま。それと、信行パパと一緒に時々やってくる「どたごぜん」。


信行パパやよしのママが母上って呼んでいるから、多分、信行パパのお母さん。つまりは、自分のグランマってことですね。


信行パパと信長伯父さんのお母さんなんだろうけど、なぜか跡取りの信長伯父さんとは一緒じゃないみたい。


あと、ごくまれにやってくる柴田勝家、佐久間盛重、林秀貞さん。


和田様は、母親のよしのさんが、父上って言っているから、多分、自分の祖父なんだろう。信長の有力家臣に和田って人思い出せないから、多分、尾張地区の土豪の人なんだろう。柴田、佐久間、林は「信長の~某」なSLGで見たことある人たち。信長初期の有力家臣、家老クラスの人たちだよね。ほかにも下働きの男性数名の声がするんだけど、名前呼ばれなかったり、何人か入れ替わってる感じだからよく分からない。


身の回りの人たちはそんな感じ。


あ、あと首が座りました。笑う&喃語も発声できました。でも、まだ目は遠視なのかな、ちょっとぼんやりしか見えない。はっきり見えて、発声&会話できれば、世界が劇的に変わるはずなんだが…


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