第2話 夢 side K

暗い。なんやここ。

講義が終わって飲みに誘われて…風呂も入らんとベッドに倒れ込んだな。夢か。


少し歩くと暗い中ぼんやり人影が見える。あれは…見間違えるわけがない、夢に出てくれるなんて最高や!

「池田?」こんな暗いとこに1人にしてもうた。思わず抱きしめる。俺の腕の中にすっぽりおさまって、可愛すぎるわ。


「木戸くん大好き」

ウソやろ、なんていい夢やねん。俺も、と返事を返そうとしたところで池田が消えて…目が覚めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る