おまけ③ 虎が成田に舞い降りたっ!!
※…本編はどうした!…と怒られそうですが_(^^;)ゞ
だって作者も彼女たちに会いたいんだもん!
?「…久しぶり…ですわ…」
夕方の成田空港…喧騒の到着口。
彼女とすれ違う全ての男が思わず振り返っていた。
振り返らざるを得なかった…彼女はそれほどに…
(画像)
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818093079676900275
彼女はサングラスをして深い襟付きのコートを着ている。彼女は世界的なフルート奏者だけれども、アイドルや映画スターという訳ではないからそこまでの知名度もない…筈なのに。
空港の到着口の人々の視線を一身に集めるかのような彼女が向かう先には…
?「…あ!…せんせ~い!!」
…多分、彼女の周りでその声を聞いた人々は例外無くズッコケただろう。
彼女の…容姿とはうらはらの…あまりに幼い物言いに…
―
―
―
「実乃里ちゃん、久しぶり!」
全身で抱きついて来る実乃里ちゃんは、本当に綺麗な大人の女性だった。ただその声は…仕草は、あの頃のまま…
実乃里「先生…本当に…本当に先生ですの?」
「ああ!…おっさんになっちゃって分からなくなっちゃったかな?」
実乃里「バカなことをおっしゃらないで!そんなことを言うのならば、わたくしこそが年を重ねてしまって…」
「それこそバカなことだ。到着口で周り中の男どもが振り返っていたぞ。まるで和田長浜の初めてのデートの時みたいに」
実乃里「懐かしいですわ…」
「まあ、まずはホテルに移動しよう。積もる話はそれからだ」
―
―
―
?「ふ~ん?こんな風に女性に囁くんだ…みっちゃん」
?「…本当、相変わらず女の敵だわね、お兄」
?「あはは!おにーさんらしい!…って、なんで私まで付き合わされてるの~?」
三月の背広には恐るべき罠が仕掛けられていた。
探偵本業の達也くん御用達の、プロ仕様超高性能盗聴発振器…もちろん達也くんを脅しつけてくだんの機器を取り付けさせたのは…
恐るべきデバガメ軍団を後ろに控えながら…元々十二分の殺傷力を持ちながら仕草は可愛かった小さな虎の子は今や恐るべきベンガルトラの成獣と化しながら未だその牙を爪を隠しているのだった…(笑)
続くかも
※中学生の実乃里ちゃんが大活躍
「家庭教師先のお嬢様が耳年増で困る」
https://kakuyomu.jp/works/16818093077693531381
よろしければご覧下さい!
※秋男のスピンオフ「内科病棟のジュリエット」
https://kakuyomu.jp/works/16818093079739518482
同時並行時系列進行にて、連載中ですっ!!
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