第2話


朝起きると沢山メールが入っていた。


サクラか本物かわからないメールもあった。


これは今日シゲに見てもらおう。


良夫は出かける前に風呂に入って温まった。


風呂上がりのビールが我慢できずに軽く飲んじまった。


髪型を整え、シゲの待つ居酒屋へ向かった。














居酒屋に着くとシゲがいた。


さっそくマッチングアプリの話になり、シゲが教えてくれた。




「2人以外はサクラだ」


 




なんでかシゲは経験からわかるようだ。


でも2人でも自分に興味を持ってくれたことにが嬉しい。それに自信もつく。


良夫は知らない内にハマっていた。


















今日はとことん飲もう!シゲが言った。


やっぱりビールは瓶に限る。


シゲとバカ話してた時に入ったと思われる、1通のメールに驚いた。


27歳の北川景子似のめちゃくちゃ美人からだった。


どうせサクラだろうとシゲに見せた。




「これ本物だぞ!」




「え!?なんでまた?」






良夫こんなチャンスないからな、慎重にいけよ。










シゲと別れた帰り道考えてた。


プロフィールも正直に書いた。


年収も年齢も。


サクラだとしても自分から取れるものはなにもない。


良夫は帰って瓶ビールを軽く飲んで寝た。










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