この超越者に祝福を
@zw7hm4k
超越者 異世界転移
無間に投獄されていた超越者は、突如消え、尸魂界中で大騒ぎになっていた。
「京楽総隊長殿!!!!!!、藍染惣右介が突如消えました!」
「おや?それはどう言う事だい?」
「それが・・その・・・本当に突然、霊圧も存在も完全に消滅してしまって…」
「霊圧も存在感も完全に消えて無くなった・・確かにこの世界に最初から存在していなかった、まさにそんな感じがするねぇ、難儀だね、どうもぉ〜」
そして超越者は目が覚める。
『……此処は…』
「おめでとうございます、貴方は異世界に転移する事を匿名で許されました…」
『…異世界?、私のいた世界とは全く別と言う事かな…?』
「はい、貴方のいた世界とは異なります、貴方は最初から命と隣り合わせの世界にいました、なのでこれから送る世界に行っても問題無いでしょうが命は大切にして下さいね……」
『その言葉、君は私がやって来た事も分かっていて言っているのかね…?』
「分かっていますよ・・貴方が非人道的な行い、悪辣な事をした事も・・・ですが貴方は決して悪では無いのを知っています…」
『なるほど・・それで私を異世界に送って何が目的なのかな‥?』
「異世界で魔王を倒して欲しいのです…」
『魔王か・・魔王は何が悪い事をしたのかい…』
「悪い事・・と言うより人間に害を及ぼすのです…」
『なるほど・・面白い…』
魔王軍の討伐を依頼だった、超越者の目の前で神々しい女神のオーラを放つ女の人は、超越者に頼み込む。
「では異世界特典として・・」
『待て、君の名は何だ?』
「私は女神エリス・・」
『女神エリス・・かぁ・・・なら君を選ばせてもらおうか…』
「えっ?・・えっ、えっ、えぇ〜!!!!!!」
『決まっているでは無いか・・君は私を異世界へ召喚しようとしているんだ・・・君は私と来るべきなのだよ…』
「え、でも女神を・・あ、これアクア先輩と・・・」
エリスはこのパターンから、自分の先輩であるアクアと同じパターンではと思っていた。
『兎も角だ・・それと私の能力はそのままでな…』
「それは生前の能力を全て受け継がせると言う事ですね・・それは可能です、まぁですが世界の抑止力で貴方は生前より制御されます・・・貴方の力をそのままにしとくと、その瞬間その世界そのものが滅び消え去るのです…」
『なるほど・・理解した・・・了解しよう・・では異世界とやらに連れて行け・・・"アレ"が干渉してくる前にな…』
「"アレ"?、とは一体・・」
『嗚呼・・だからさっさとした前よ……』
「な、何偉そうに・・分かったわよ…」
エリスと超越者の周囲に巨大な魔法陣が顕れ、異世界へ転移をする。
『まだ名乗っていなかったね・・いや女神なら分かっているか・・・だが敢えて言おう、私は藍染惣右介・・エリス・・・改めて宜しく頼むよ……』
「……藍染惣右介・・どう呼べば良いかしら?」
『好きに呼びた前…』
「じゃあ・・惣右介・・・惣右介って呼ぶわね」
『嗚呼・・』
異世界へ着くと、惣右介とエリスは先ず冒険者ギルドに向かい情報収集をしに向かった。
この超越者に祝福を @zw7hm4k
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