車中会話
旅行当日。道中の車内にて。
4人の頭に浮かぶのは、やはり例の家のことだった。
智 「ペンションまであと数百メートルのはずだからこの辺だと思うんだけどな」
綾香 「え、あの例の家?」
智 「おう」
京太 「まじか!どこどこ?」
咲 「…」
そのまま車を走らせる。
そのまま車はペンションに到着
京太 (例の家)「なかったくね」
綾香 「なかった」
智 「俺も見つけようとしたけど、見当たらなかった」
京太 (咲に)「なかったよな」
咲 「探してもない」
智 「まあとりあえず、着いたし中入ろう。すっごいきれいだよ、中」
京太 「てかここ、ペンションってより普通の民家って感じだな」
咲 「あたしも思った。なんか、普通の一軒家って感じだよね」
綾香 「まあまあ、ペンションって思えば何でもペンションなんじゃない?」
京太 「んー、、」
そこには、民宿用のペンションとはとても言えない風貌の、普通の民家のような家が一軒建っていた。何とも言えない違和感を感じて立ち留まる京太と咲を後目に、智と綾香は戸惑うことなくペンションの入り口へと進んでいった。
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