第2話

 さて、放課後


 昼休みは実質俺を虐めるような宣言をしていたが、どうなるか


 まぁとりあえず帰るか


 ヒロ「優、これからカラオケ行こうぜ」


あー、そうくるね。


 優「ごめん、無理ね」


 ヒロ「なんだよ。こねぇのかよ」


俺が行かない前提の誘いだ。


 春「優は家でゲームが忙しいんでしょ」


優「よく分かってるね!そうだよ!」


 春「うぇ、マジなの??キモィ、だから友達居ないのよ」


はぅー、


ポチポチと


 春「何してるの?友達居る振りでもしてるの?」


優「いや、振りじゃなくて本物だよ。友達いないとか言われて傷ついたから証明しようと思ってさぁ」


 ヒロ「どうせネッ友だろう。」


優「そうだよ」


春「そんなの出会い中じゃん、うわぁ、そんなの」


 優「もしもし、事情があってね、顔を出して貰っていいかな。うん、そう予想通りその時が来てさぁ」


 そして、俺は携帯の映像を見せてスピーカーにする。


 春「うそ、その人って」


 夏「まさか、本物?」


優「本物だよ。俺のネッ友かつ、幼馴染かつ、アイドルの雪だよ」


雪「どうも、雪です。幼馴染の優がお世話になってます。」


クラスメイトは固まる。


優「ってことで、俺友達居るからじゃあね。」


 そうして、優は家に帰った。


________



ふぅー、上手くいった。


まさか、雪が女装してボイスチェンジーを使った俺だとは思わないだろうな。


「よし、じゃあゲームするか」


そして、優は普通に本物の幼馴染とゲームをすることにした。


________


幼馴染視点視点


それにしても、優はまだ気付いてないんだよね。私が女だって

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