第4話
翌日、今度は先輩に相談することにした。
先輩とは違う部署ではあったが、よく自分のことを気にかけてくれた。
先輩だったら、納得がいく答えを導いてくれるかもしれない。
そう思い、早速連絡を入れることにした。
電話をしたが、留守電になっていたため伝言を残し、業務に戻った。
就業時間が終わりに迫った頃、先輩から連絡がきた。
「どうした?何かあったのか。」
と聞かれたので、
「相談したいことがありまして」
と答えた。
「そうか。それじゃあ少し飲みながら話そうか。店の地図を送るからそこに来てくれ。」
そう言い、電話が切れた後に店のデータが送られてきた。
仕事が終わり、少し足早にお店に向かった。
残業があって予定より遅れてしまったからだ。
店に着くと、すでに先輩はいた。
声をかけ、席についた。
人生の転機 @satogo
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