第3話

「実は上司からシステムの改変についての話があってさ。」

私は同期に上司から受けた説明をそのまま話した。

同期は

「やってみてはどうですか、今後絶対必要になりますよ。」

と喜びながら言ってくれた。

確かに経験するには良いかもしれないし、

この仕事に就いている限り、必要なことだ。

プラスなことしかない。

断る理由もない。

ただそれでも悩んでしまう。

結局、明確な答えが出ないまま同期との飲みは終わった。

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