第14話 漫画とちょっとのアニメ。

 趣味の話となると、語りつくせない諸々があり、話がめちゃくちゃ長くなるんですよね……。

 なので、今回はもう駆け足でサラッと。



 個人商店の町中華やラーメン店などには、良く漫画本が置いてあったりしますよね。

 私の実家も同じで、物心ついたときには、家に週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンがありました。

 良くわからないまま、漫画というだけでめくっていた思い出があります。


 昔は渋めの絵が多かったので、そんなに興味がなかったのかもしれません。

 ジャンプは、こち亀が始まったころから、良く読むようになったと思います。

 マガジンだと、野球狂の詩やうしろの百太郎が好きで読んでいました。


 小学校三年生くらいになると、お小遣いで少女漫画の「なかよし」を買うようになります。

 キャンディキャンディやおはようスパンクが好きでした。

 同じクラスの「りぼん」を買っている子と交換して読み合ったり。

 少女漫画も少年漫画も、どっちも好きで読んでいた感じです。


 このころ、同級生の男子たちが買っていたのが「コロコロコミック」で、ドラえもんが人気でした。

 高学年になってくると、みんなジャンプやマガジンを読んでいた感じです。

 キン肉マンやリングにかけろ、Dr.スランプなんかが始まっていた時期です。


 中学生になると、なかよしを卒業して、今度は「ボニータ」という雑誌を買いはじめました。

 ほかに「少年KING」も。超人ロックや、湘南爆走族、ペリカンロードなど読み漁っていました。


 私的に、面白い漫画がたくさん連載されていたな、と感じるのが、このくらいの時期からでしょうか。

 ジャンプでは3年奇面組とか、キャプテン翼、流れ星-銀-、ストップひばりくん、なんかもありました。


 荒木飛呂彦がデビューしたのも、この頃だったと思います。

 効果音の描き方が独特で、大爆笑したものです。


 この時期、アニメに傾倒していくため、ちょうど創刊したばかりの「アニメディア」も買うように。

 これは、「アニメージュ」と「月刊OUT」を買っていた、部活で仲良くなった同じ趣味の友人たちと、回し読みをしていたものです。

 体育館の舞台裏でコッソリと、額を合わせながらナウシカを読んだり。

 なんでそんなにコッソリなのかというと、学校に雑誌を持ち込むのは、先生に良しとされていなかったことと、まだ、オタクという存在に市民権がなかったからです。


 漫画もアニメも大好きな私からすると、漫画もアニメも見ない人に対して「なんで?」と思いますが、向こうからしてみれば「なんでそんなの見てる(読んでる)の?」という感じでしょう。

 わかり合うことはありませんでしたが、互いに否定はしなかったかな?


 中学二年生くらいの頃から、アニメ・漫画好きが高じて同人誌活動にもハマっていきます。

 高校に入るまで、他県で同人誌活動をしているグループに入っていました。


 高校生になると、小中学校とは違い、県内あちこちの学区から集まってくるため、新たな出会いがあり、オタク化が加速していくことになるのですが、それはまた、別の話。


 次回は、小学校高学年から中学に入り、ある出来事に遭遇する話などを。

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